第1話_グッバイ地球ハロー異世界
....うわっっっ、なんだよ眩しいなあ....。ってかここどこだ?なんで俺寝てたんだ?なんもわかんねけどとりあえず全身痛え。
何があったんだっけっか。俺教室いたよな?そんで授業終わって、山崎と話して、それで...。あ!!!そうだよオカセンの水泳補修!!忘れてたやべえ!!...いや待てよ?そんなことよりも重要なことあっただろ!!!あれなんだったんだよ。大きな音がしたと思ったら空間?がズバーってさけて、んでどんどん意識が遠のいてって....あぁそうだ思い出した!!!!!俺女神様に会ったんだ!!!
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目を覚ますと真っ白な空間に居た。
『みなさま、申し訳ありません。』
突然声が響いた。女の声のような?男の声のような?あれだ、女性声優が演じる少年キャラみたいな、そんな声だった。そして続く。
『私は地球とその周辺の空間を担当させていただいている女神です。申し訳ないのですが、私の不手際により地球と異世界との間に狭間ができてしまい、そこにあなた方は巻き込まれてしまい死んでしまったのです。そしてこのような“例外”の場合、そのまま生き返らせることは不可能なのです。しかし一切の不備のない魂を無駄にしておくほどの余裕は我々にはありません。したがってみなさまには、剣と魔の世界に転生していただくことになりました。重ねてお詫び申し上げます。』
死んだ?俺が?いやあなた方ってことは学校にいた奴らもってことか?えまじでいってんのか?じゃあヒ◯アカの続きはどうなんだよ。すげえいいとこで終わってんのに、それ見れねえとかやばいだろ。それに母さんにも父さんにももう会えねえってことかよ。そんなの絶対悲しませることになんだろ。いや....まじか....。あの妄想がこんなに急に形になんのかよ。いや確かに俺もね?目の前がズバー(語彙)ってなったとき、ワンチャンあるか?救いかなんかか?っとか思ったよ。でもいざとなると結構くるものがあるな。つれぇ。
....っはぁ、でも仕方ねえよな、過ぎたことだもんな、前向いてこう。それに折角の異世界だ。楽しみてえよな。それにさ、ほら、定番のあれあんじゃん、ほら。
『そしてみなさまに転生していただくにあたって、私から謝罪の意を込めた祝福を送らせていただきます。』
ほらきた。
『まずは言語の問題です。あちらの世界では日本語ではなく全くの別言語が使われています。そしてみなさまには記憶の保持をしたまま、0歳児に転生してもらいます。そうなったとき、前世の記憶が邪魔をしてしまい言語の習得に酷く遅れる可能性があります。その可能性を危惧し、成長速度増進と学習速度補助の能力をつけさせていただきます。』
大変ありがたい。いやまあそっちの都合で転生することになるんだからそれぐらいしてもらわなきゃ困るんだけどな。だが期待してたのはこれじゃない。
『そして何かと不便なこともあるでしょう。なので続いてアイテムボックスと表示、転生者同士がお互い分かるなどの能力もつけさせていただきます。』
アイテムボックスは定番中の定番だ。これがなきゃ異世界は始まらないだろう。....。それ以外はいるかどうか微妙そうなラインだが表示は鑑定に似た気配を感じる。まあ、だからこそ全員に配ったんだろう。ありがたい。だがしかし!!!そうじゃないだろう!!!もっとなんか!!ほら!!定番の!!!
『そして異世界 《バベル》は地球よりも過酷な環境です。率直に言えば「死」が身近にあります。みなさまに死なれては我々も浮かばれませんので特別な固有スキルを付与させていただこうと思います。』
きたあああああああ!!!!!
これだよ待ってたの!!!何くれんだ?なあ?なあ?
『あちらの世界にいっていただいた際には、心の中で「ステータス」と唱えてください。そうすることで自信の固有スキルやその他の情報も分かります。』
お預けかぁあ。ったくうまいねー女神様も。ひゃー、早く知りたいものだぜ俺の固・有・ス・キ・ル♪
「あの、女神様...。僕たちには何か目標...などは存在しないのでしょうか?」
あれ?喋れたのかこの空間?まじ?え俺興奮のあまり何か変なこと口走ってたりしてないよな?大丈夫だよな?
『いえ、ありませんよ。これはあくまでも私、我々からのお詫びの意味での転生なのです。魔王を倒すもよし、一国の王にもなるのもよし、町外れに家を建ててのんびりと畑を耕すのも良いでしょう。存分に異世界をお楽しみください。』
え魔王いるって言った今?やべーすげー!大興奮なんだが。ってことはー、俺が倒してー、女の子にきゃーきゃー言われちゃったりしてーぐへへ。
じゃあ当分の目標は魔王討伐で決定だな。
『他にご質問がある方はいらっしゃいませんか?それでは、良い異世界生活を。』
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回想終了。ってことで転生しちまったかーっっっ。
まずはステータスと周りの確認からだな。




