会社の不倫相手の上司を取るか? 高校の先輩を取るか? 悩みに悩み倒す私!
・・・普通の女性なら、絶対に悩まないのだろう。
会社の不倫相手の上司か? 高校の先輩か?
片方は完全に不倫で、その不倫相手の上司を取る方がおかしい!
でも? “私が本当に好きなのは、不倫相手の上司なのだ!”
例えそれが不倫でも、私は彼を諦める気は一切ない。
ただ、高校の先輩に私が告白されて事態が急転する!
高校の先輩とは、、、?
学生時代も仲が良かったのだが、まさか? 先輩から私の事を好きだと
聞いた時は信じられなかった。
私はただただ、“高校の先輩として見ていたからだ。”
それ以上の気持ちもなかったし、たぶんこれから先もそれ以上の気持ちになる
事もないのだろう。
それが分かっていて、“高校の先輩と付き合う気にはなれなかった。”
それでも先輩は私の事が諦められないと必死に私と付き合いたいと何度も
何度もしつこく私に言ってきた。
だからしぶしぶではあるが、私は先輩と付き合う事を許可したのだ。
ただ私は、こんな恋愛が長続きするとは思えないでいた。
そもそも時間があれば、私は会社の上司に会いに行く。
彼が私に何時でも会いたいと言ってくれれば何処へでも行くつもりだ!
それほど私は上司が好きだった。
“私の心の中には、いつも上司しか居ない!”
高校の先輩なんかじゃないんだと私自身も知っていたのに......。
でもそれは、先輩もなんとなくではあるが分かっていたと思う。
私が先輩と一緒に居ても、上司から私の携帯に連絡が入れば、
直ぐに目の色を変えて私は上司のところに行ってしまうからだ!
いつも私は先輩をひとり置いて行ってしまう。
先輩はその事について、必要以上の事を私に聞かないのは、、、?
きっと聞けないのだろうと私は思っていた。
『“今日、今から会える?”』
『ううん、別に大丈夫だよ。』
『じゃあ、後で恋奈に連絡するね。』
『うん。』
*
・・・1時間後。
【ポロポロポロ ポロポロポロ ポロポロポロ】
『もしもし、恋奈どうした?』
『ごめん、急に用事が出来て行かないといけなくなっちゃった、
ごめんね! 今度、埋め合わせるから、またね!』
『・・・あぁ、ううん、分かった、またね、』
彼の寂しそうな声を聞いて、こんな私でも胸が痛むには痛むのだが、、、。
それでも上司に会いたいという気持ちの方が私は勝ってしまう!
でも? 私と上司が会う時は、食事ができるホテルに直行。
美味しい料理を食べた後は、体の関係を終え上司は奥さんの所に
帰って行く。
私と上司は、絶対に結ばれないと分かっていても上司と
私は別れられない!
私は上司の言葉を信じて上司と“結婚”できると信じき
っているのだ!
『出来るだけ早く! 奥さんと別れて恋奈と結婚できるように俺も頑張る
から少しでいい、待っててくれないか?』
『勿論! 私は待つわ! あなたの為ならいつまでも待つ!』
『ありがとう、俺は恋奈を好きになって良かったよ。』
『私もだよ。』
『本当に恋奈は可愛いな~』
・・・この事を私が一番仲が良い親友の女の子に相談すると?
『“その上司とはもう別れた方がいいわ!”』
『えぇ!?』
『“奥さんと別れる気なんてサラサラないじゃない! 別れると言うならもう
別れてるはずでしょ!”』
『・・・そ、そうだけど、』
『“その高校の先輩の男性は何故ダメなの?”』
『“本気で好きになれないのよ、勿論分かってるわ、先輩を傷つけてる事は
重々に分かっている! それでも私は上司がいいの!”』
『・・・そう、それならしょうがないわよね、』
『“私は一生! 幸せになれない女なのよ。”』
『そうね、恋奈は一度決めたら? 自分の考えを変えられないもんね。』
『そこが私の悪いところよね。』
『そうそう! でもさ、親友のワタシが居るでしょ!』
『本当に居てくれて助かってるわ。』
『今日は、恋奈が奢ってよね?』
『“勿論! 奢るわよ~もぉ~しょうがないわねぇ~”』
『ありがとう。』
私は、“会社の不倫相手の上司を取るか? 高校の先輩を取るか?”
悩みに悩み倒していた。
・・・そんな時、親友の彼女から私に電話があり、私は彼女にこう言われる。
『“ごめんね、ワタシ! 恋奈の先輩と付き合い出したの!”』
『えぇ!?』
『ごめんね、今から先輩に変わるね?』
『・・・ちょ、ちょっと待ってよ!』
『もしもし?』
『・・・あぁ、』
『“ごめんな急で、恋奈の親友の莉桜ちゃんと付き合うことにしたんだ。”』
『・・・でも、なんで?』
『えぇ!? 恋奈が莉桜ちゃんにオレの携帯番号教えたんじゃないのか?』
『・・・あぁ、そうだったかな、』
『莉桜ちゃんから恋奈の事で話したい事があるって電話があって、それから
オレは莉桜ちゃんと仲良くなってさ、今は幸せだよ! 莉桜ちゃんはオレの
事を好きだって言ってくれるし、オレも莉桜ちゃんの事、大事にしたいって
想うようになったんだ。』
『・・・そ、そうなんだ、なんにも知らなかった、』
『“ごめんな、でもありがとう、いろいろ恋奈と会えて良かったよ、
莉桜ちゃんとも会えたしさ。”』
『・・・ううん、』
『じゃあ、莉桜ちゃんに変わろうか?』
『ううん、いいよ! じゃあ、幸せになってね、』
『恋奈もな。』
『ううん、』
最後は、“私は高校の先輩にフラれ、親友に取られる。”
まあ、それもしょうがないと思っていた!
何時かこんな日が来ると思っていたからだ。
・・・だけど? やっぱり私はこの先絶対に幸せにはなれないのだろう。
不倫相手の上司は、一向に奥さんと別れることはなかった。
ずるずると私は、上司と3年付き合って別れる。
結局、私は上司に弄ばれて終わりを迎えた。
時間だけを無駄に使ってしまったなと、今は後悔ばかりしている。
その後、上司は私の会社の後輩と付き合い出した。
“勿論! また不倫関係を上司は別の女性と続けている。”
上司はいつまで経っても、“不倫”をやめられないのだと感じたわ。
相手が変わってもやっぱり不倫には違いないから......。
“やっぱり私は心のどこかで幸せになりたいと望んでいる!”
本気で好きになれる男性が現れるならいつでも私は、、、。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。




