あなたを助けたい
皆さんこんにちワン、美羽です。
ただ、私の思いを打ち明けたかっただけです。
完全な自己満足ですが
コメントお待ちしております
あと、休止の方ですが、まだいつ再開するかは未定です。
ほんとにごめんなさい。
見てくれている方には申し訳ないです。
なる早で投稿出来るように頑張りますね
私はある小説アプリ(なろうではない)を開く。
私はその小説アプリの、生き生きとした物語の主人公たちが好きだった。文字だけでなく、イラストが多くて画像も入れられて、普通の小説はもちろん、日常のことから雑談まで色々書ける所が好きだった。
私はそこにログインしていなかったからコメントやお気に入り登録はできないけれど、見ているだけでキラキラした世界に包まれた、そんな感じがした。
私はお気に入りの小説を開く。
この人の小説が面白い。
この話の主人公とも言える人物なのでここではSさんと名付けておく。
Sさんの小説は臨場感があるというか。
見ててすごく面白かった。
私はSさんの小説である、戦闘系の小説を読んだ。
最近これにハマっている。
ついさっき最新話が更新されたばかり。
「わ、面白い!……へぇ、この展開はすごいなぁ……」
と、感心する部分も多かった。
すると最後の後書きの部分に、リンクが貼ってあり、
「この小説の最新話に重要なことが書いてあります」
とSさんの言葉が添えてあった。
私はそれをコピーして開く。
そこには、『Sの病み部屋』と題名があった。
これも小説という分類で投稿されている。
ここでは何から何まで……活動報告や日記まで小説になっている。
その小説で後から泣くことになるのだけど。
そこには、Sさんの日常が書いてあった。
そこをほぼ引用する。多少違ってもほとんど同じ内容です。
()の言葉は私の声です。
いや、僕(Sさんは女子だけどボクっ娘です)最近ほんとにリスカやってるんですよね
弟に殴られるし蹴られるし……
親は弟だけでなく僕にまで怒るんですよ
学校の方がましなのですが、家の事のせいで本当に精神的にもう嫌で。
リスカでも補えないくらいのダメージを負っていて。
だから、死にたいと思っています。
じゃあ、せめて、1週間。
1週間後までに3件コメントが来たら、自殺は辞めます。
でも、こんな人間の資格もないような僕にコメントしてくれる人なんて居ないよね
せめて最後くらい元気に終わるよ。
それでは!おつS〜!(本当は「おつ」+Sさんの本当の名前で終わります)
私はコメントを書きたかった。
どうしても。
私自身、小学校の頃はいじめを受けていた。
でも、単なる無視や悪口、仲間はずれ位。
暴力なんて受けたこと無かったから、Sの気持ちは分からないかもしれない。だって、Sの気持ちはSにしか分からないから。
でも、何かあったらそばにいる人が居るんだよってことを知って欲しかった。
このためだけにログインしたくなった。
私は泣きました。
今年に入って初めて。
もう中学生なのに。
あなたがいなくなることで、沢山の人は悲しむんだよ。
もう少し、生きて。
私の家まで逃げてきてもいい。
だから、どうか、命を……自分を大切にして下さい
そう、伝えたい。
寝れなかった。
明日も学校だと言うのに。
そしてあと数日も経てば部活の試合があると言うのに。
もう、頭の中はあなたのことでいっぱいなんだよ。
そんな人が、この「ネット小説」には沢山いる。
顔も性格も分からないけど。
そんな人だからこそ打ち明けられる人がいるはず。
だから、お願いします
1人で抱え込まないで。
お願いだから、居なくならないで。
私みたいに、ログイン出来なくても、そんなふうに思っている人がいるんだよって伝えたい。
「あぁ、もう、これしかない」
伝えたくて。
伝えたくて。
私は、その小説アプリで投稿する、友達にお願いをするためにメールを開く。
その友達もネッ友。
ニックネームは……Hにしとく。
だけど、だけどね。
絆が存在するんだよ。
見えない、私たちを結ぶ糸が。
「お願いがあるんだけど……Sさんのこと、知ってる?」
直ぐにピロン、と来る。
「知ってるよ〜」
「あの、重い話になるんだけど……大丈夫?」
本当かは分からないけれど、向こうは小5らしい。
んで、こっちもボクっ娘……俺、とも言ったりしてるけど。
「うん」
と、送られてくる。
「Sさんが、死にたいって言ってて。私の代わりに、sさんに……死なないでって、伝えて欲しい。NGだったら、別にいいから」
(↑は名前以外変えていません。本物のコピーです。)
心臓は跳ね続ける。
Sのことに対してか、断られたらどうしようという不安か。
もしくわ、両方か。
「あ、全然いいよ〜」
少し安心する。
その後、私は
「その事気になり過ぎて泣いたし昨日寝れなかったw」
(この先の「」は全て本物です。何も変えていません。完全コピーです)
と、送った。
すると、
「えぇ?!
それはそっちも心配なんだけど?」
と、送られてくる。
心遣いに感謝した
その後、
「私、知らない人によく感情移入しすぎちゃうんだよね」
と送り、
返事は
「そ、そうなの?」
「うん、そういう性格」
と送ると、
「うんそれ俺もなんだけどさ」
と帰ってくる。
それが気持ちを軽くしてくれた。
私はその時、1粒の涙を零した
まさかこれが2000文字も行くとは……
500とかで終わるかなーって思ってたんですけどね
このSさんが今生きているのかは分かりません。
多分今あれから1週間経ったか経ってないか位だったと思います。
コメントお願いします。