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コーヒーフレッシュを飲ませる。

作者: 篠村隼嘉

「コーヒーいる?」

朝御飯のトーストを食べ終わり、彼女に聞いた。


「コーヒーはあんまり飲まないよ?」


確かに彼女はお茶が好きで、飲むならお茶だ。

俺は自分のコーヒーだけ入れて、彼女には緑茶を渡した。


「でも、コーヒーに入れるミルクは好き」

「コーヒーフレッシュ?」

「多分それ。小さい容器に入ってるやつ。 それをそのまま飲むの好きだよ」

ふふっ、と笑う彼女。


「今度たくさん飲ませてあげる。要らないっていっても無理矢理飲ませるから」

ふふっ、

と笑う俺。

「無理矢理?」

「そうだよ。舌べらの上にだしてあげるね」

「んー、わかった」


何だかまんざらでもない彼女だった。





---------コーヒーフレッシュを飲ませる------




ある休日の昼御飯後、

「コーヒーフレッシュとプリンだよー」


俺は彼女に大量のコーヒーフレッシュの入った袋とプリンを見せた。フレッシュだけじゃ辛いと思い、プリンも買ってきた。


「わぁー!!いっぱいだね」

「よし。こっちおいで」

俺の目の前に座らせる。

「はい、あーん」


口を開けた彼女の口に、一つめのカップを開けた。

真っ白く、とろとろと流れる。

「美味しい?」

「おいしー!!」


まるで、猫か犬みたいだ。


二つ目のカップを開ける。

「あーん、」

口に流した。

飲み込んだところで、口許に軽くキスをしてあげる。


えへへ、

と笑う彼女は可愛かった。


「プリンも食べたいな、」

スプーンにプリンをのせ、さらにコーヒーフレッシュをかける。

「おいしそうだねぇ」

「そうだね。 はい、あーん」


美味しそうに食べる彼女。




次から次にカップをあける。


プリンの支えもあり十数個開けた。


「もういや」

「かわいく言っても飲ませますー」


口を開けない彼女に優しくキスをした。

徐々にディープキスにし、口内を舌でなめ回す。

コーヒーフレッシュの味がする。彼女の唾液と混ざり、おいしかった。



「これで最後にしてあげる。飲めるね?」

「うん!!」






Fin.



コーヒーフレッシュ


コーヒーフレッシュは牛乳や生クリームでは作られていません。植物油に水を混ぜ、添加物で白く濁らせミルク風に仕立てたものです。


少量なら問題はなくても、大量に飲むと身体にあまりよくないと思われます。

私と同じでコーヒーフレッシュが好きな人は、くれぐれも飲みすぎないようにしてくださいね。


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