登場人(馬)物紹介と補足
『ちびって言ったら絞めますよ。』
その蹄でどうやるの?
『……角が生えたら刺します。』
大人になったらね。
今回は説明回矛盾だらけの内容だけど、見てくれると嬉しいです。
少しのネタバレあり…。
※補足※
主人公の種族は名前を目(虹彩)の色で決める。色が被った場合は、読み方を変える(※例2)。宝石や空の色(※例1)、物(彼らが知っている範囲で)の名前をつける。
※例1・やや紫みを帯びた鮮やかな青→瑠璃
※例2・瑠璃色が被った場合→ラピス
銀色が被った場合→シルバ
と、なる
英雄のお供は黒いヘイムグルだったので人間族に人気。
**ヘイムグル**
英雄譚では優秀な騎獣として英雄と共に戦った。
その事から人間達に騎獣目的の為に狩られ、野生のヘイムグルは絶滅の危機にある。
様々な色の個体がいる。姿形がユニコーンに似ているので、勘違いされているが、ユニコーンとは別の種族。
違いは角の形状で、ユニコーンの角はドリルの様に捻れた角。
対してヘイムグルは、鹿の様な一部分枝分かれした角が一本生えていて、怒り狂うと刃の様に鋭くなる。
余談ですが、角は子供の頃に一度生え変わります。子供の時の角は先が丸く殺傷能力はない。
大人になっても傷ついたり、角が脆くなると生え変わる。
もうひとつは脚の一部に蹄が隠れるくらいの長い毛が有る事。
そして一番の違いが、ユニコーンは空を飛べない。
※ユニコーンは白い毛並みしか存在しない。ヘイムグルはユニコーン亜種だと思われている。
**主人公**
ちび~白
地球出身の人間だった前世の記憶を忘れぬまま「ヘイムグル」として産まれた本作の主人公。
しかし自分が人間であったという記憶は曖昧だが、覚えている。前世の名前は薫かなりの馬好きだった。
全身真っ白。白目と虹彩の境目だけ銀で後は白。そして瞳孔だけ黒。
両親曰く”不思議な目”、”綺麗な白”。
群れの中で一番小さく、他の仲間と違い白ではなく”ちび”と呼ばれ、いつか大きくなって見返してやろうと意気込んでいる。
が、いつになるかは未定。
ヘイムグル自体が大型で白自身大人のポニー並みの大きさがあったが、森の木々や群れの大人達が大きすぎたせいで気が付かなかった。
裏設定では、父親似。若干猪突猛進。黒の両親が捕まった事件で瑠璃が早産、未熟児で産まれシルバ達を心配させた。
**主人公の両親**
お母様・瑠璃
主人公の母親。にっこり笑い相手を黙らせる御人。逆らえない。群れの影の実力者。
シルクの様な白い毛並みと、金糸の様な鬣と尻尾。目は金の星が散りばめられた瑠璃色に象牙色の角が美しい。身体は少し華奢で主人公を産むのに苦労した。
華奢だが、並みの馬よりも大柄。
事件の時、逃げるために無理をして早産してしまい、群れから放れて産む事になった。
裏設定では夫シルバを巡って群れの牝達と闘い勝ち取った実力者。
千里眼で遠くの場所も自由に見聞きすることがで来る。
黒の母親とは親友だった。
お父様・シルバ
主人公の父親。群れの長だが、今一威厳が無い。妻に尻に敷かれてる。だが、いざという時頼りになり仲間を護る。かなり強い群れ最強。が、親バカを発病し顔が緩みっぱなしでやはり威厳が無い。
主人公は逸れでも一様尊敬している。
銀色に輝く鬣と尻尾、白い毛並み。銀の目。額に生えた角は鋼の様で鋭い。身体は逞しく、群れの中でも大きい。見栄えのあるヘイムグル。
主人公は父親似です。
裏設定では、瑠璃とお馴染みで他の牡を牽制していた。妻一筋でかなりの愛妻家。瑠璃以外のは眼中に無かった。事件では仲間を逃がすため、一時瑠璃と離れている中に、瑠璃が産気付き、群れから放れて産む事になった事に取り乱してしまう。無事に産まれた主人公を連れ、帰ってきた瑠璃に叱咤された。
白がさらわれた後、白を追いかける黒を止めずに行かせた。その後瑠璃に絞められる。
**群れの仲間**
同い年の子供・黒(仮)
親が名前を決める前に捕まり名前が決まっていないヘイムグルの子。
主人公より二週間前に産まれ、一週間後、両親と離別。孤児になってしまった。
事件の後、若干無口で内気な性格に拍車をかけている。
鬣、尻尾、毛並み、目、すべてが真っ黒で艶のある濡れ羽色
黒いヘイムグルは人間族に人気な為常に狙われる可能性がある。特に全身真っ黒は稀なため見付かったら危険。
主人公と両親を羨ましく見ていたの所を睨んでいると勘違いをされたのがきっかけで話し掛けられた。
そこから家族ぐるみでの付き合いになる。
瑠璃には微笑ましく見守られ、シルバには勘違い(主人公関連)で、睨まれている。
実は、白と同じ転生者。白が拐われる直前に記憶の大半を取り戻す。
前世の死の真相を知っている様子。
ただ今白を追いかけて爆走中…。
※随時更新※
馬は青毛と白毛が好きです。脚に長い毛が有る種類も好きですね。な雲猫です。
読んでくれてありがとう。m(_ _)m
もう少しで今年も終わりですか。早いもんだ…。
次回は昔話を投稿します。期待しないでね。(・ω・)ノ