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婚約者様は非公表  作者: 湯瀬
本編(第一部)
16/93

16 ◇ 「ゼンの慟哭とユンの嘘」(後編)

本編はこれで完結です。後書きに詳しく書きましたが、後日談などはまた後ほど投稿します。

 ユンは部屋の中の異変にすぐに気付いた。


 自分の兄が、肩を揺らし鼻を啜りながら項垂れている。

 そして俺たち三人の深刻そうな表情から、とりあえず自分が何をすべきかを察したようだった。


「え、どしたの?兄ちゃん。そこまで人前でべしょべしょになるなんて兄ちゃんらしくないじゃん。

 …………あ、もしかして酒?にしても酷いけど。」


 ゼンはユンの言葉にぴくりとも反応しない。

 ユンは俺たちに目配せしつつ礼をしながら部屋に入り、兄の隣にかがみ込んで背中を軽くポンポンと叩いた。


「ねえ兄ちゃん、大丈夫?兄ちゃんがこんなに泣くなんてよっぽどじゃん。何がそんなに辛かったの?

 ……もしかして、昨日俺が泣いたから、やっぱり兄ちゃん困らせちゃった?」


「違う……俺じゃない……ッお前が……、お前が俺のせいで……!」


「そんなことないよ?

 俺、兄ちゃんにはずっと守ってもらってばっかだったよ?」


 その言葉にゼンが俯いたまま大粒の涙を(こぼ)して吠えるように叫んだ。


「──ッ、違う!違う!!

 俺のせいで!俺が弱かったから!お前にずっと俺を守らせちまってたんだ!!」



 ユンにとっては、脈絡も何も分からない話だろう。

 しかし、俺もラルダもクラウスも、誰もゼンの叫びがどういう意味なのかを、ユンに話すことはできなかった。


 ユンが、自分の嘘に気付いてしまうから。



 喋ることのない俺たちと目の前で泣くゼンを見ながら、ユンは少しだけ何かを考えた。


「ふぅん。……よく分かんないけど、要はまたなんかいろいろ思い詰めてんだね。」

「………………。」

「ねえ兄ちゃん。何で兄ちゃんがそんなに泣いてるのか、何を後悔してるんだか知らないけどさ、きっと昨日の俺の話でしょ?

 それで兄ちゃんは、あの話のどっかで『俺に守られてた』って思ってくれた訳でしょ?」

「………………。」


 ゼンはユンの声を聞きながらボロボロと涙を溢していた。

 そんなゼンを見て、ユンは少しだけ眉を下げながら笑った。


「だったらいいじゃん。それで。

 だって、それが俺にとっての『正解』なんだもん。」



◇◇◇◇◇◇



 ゼンが「正解って、何だよ……それ。」と消え入りそうな声で呟く。それを聞き取ったユンは、はっきりと迷いなく言った。


「ちゃんと俺が望んだ通りになってたってこと。だから兄ちゃんが自分を責めたり、俺のために何かする必要なんてないってこと。

 俺はずっと兄ちゃんに守られてばっかりだって思ってたけど、俺も知らないうちに兄ちゃんのこと、ちゃんと守れてたんだね。

 だとしたら、こんなに嬉しいことはないよ。

 俺が兄ちゃんにした『何か』は、正しかったんだ。」



 ──ゼンの言う通り、たしかに「勝てない」な。(ユン)には。



 悲劇の大災害を生き残った、たった二人の兄弟。


 決して治すことのできない大きな傷を、二人はその場で必死に塞ぎ合い、慰め合いながら生きてきた。その過程でできてしまった歪みや綻びは、一生綺麗に整うことはないのかもしれない。

 しかしそれらはすべて、ユンの言う通り二人にとっての「正解」なのだろう。


 当事者ではないというのに、俺の目頭も熱くなる。

 きっと、ゼンという最強の同期をずっと見てきたからこそ湧き出る感慨だろう。

 同じようにクラウスも何かを感じ取っているようだった。

 ラルダに至っては、声こそ上げていないが、大粒の涙を溢して泣いていた。たしかにラルダにとっては、俺やクラウス以上に感じるものがあるだろうな。


 全員泣いている第27期生(俺たち)を見て、残された一人、ユンは困ったようにおどけて笑った。


「どうしよう。俺も泣いといた方がいいのかな?」



◇◇◇◇◇◇



 それからユンは、遠慮がちに椅子を一つテーブルの近くに持ってきて、ゼンの隣にちょこんと座り、今日の昼過ぎにやったようにまたその場を取り持った。


「なんか……兄ちゃん朝から機嫌悪めだったし、やっぱり無理してたんだね。

 すみません皆さん。お恥ずかしい話、実は昨日、俺の方が兄ちゃんの前でたくさん泣いちゃって、兄ちゃんを困らせるようなこと言っちゃったんですよ。

 俺のせいですね、ほんとすみませんでした。」


 ぺこりと頭を下げたユンに、その場でいち早く気を立て直したクラウスが答える。


「大丈夫だよユンくん。ゼンはユンくんに困らされたなんて思ってないから。

 僕たちも酒が入ってついゼンにつられちゃっただけ。ユンくんがゼンにとって本当にいい弟なんだなって聞いてて思ったよ。」


 それを聞いたユンは照れくさそうに笑った。


「それはそれで気恥ずかしいですね。ありがとうございます。

 でも皆さん……特にラルダさん、これから気を付けてくださいね。兄ちゃん、自分の中にすんごい溜め込んでからいきなり泣くんで、かなりタチ悪いですよ。」


 すると項垂れたままのゼンが覇気のない声で指摘した。


「……お前も大概だろ。」

「兄ちゃんよりはマシだよ。」


 ユンは即座に言い返してから続けた。


「兄ちゃん。でも、本当にダメだからね。今日の昼もそうだったけど。泣くの我慢すんのは勝手だけど、その過程で周りに当たり散らすのはまじでよくないからね。」

「別に、当たってねーし。」

「当たってたじゃん!ラルダさんに。思いっきり。普通ならあんなん即婚約破棄だよ。しかも結局泣いてるし。ダメダメじゃん。」

「………………。」


 すると、ようやく涙を拭ったラルダが、笑いながら言った。


「大丈夫だ。ユン。私は今日こうしてゼンの脆さに触れられたことに感謝している。

 むしろ、一層ゼンへの愛おしさが増した。」


 ラルダのストレートな言葉に、ユンの方が驚き照れていた。


「あ!そっ、そうですか?!あー、ありがとうございます。……こんな兄ちゃんのこと、そんな風に思ってくださって。」


 そして泣き疲れたのか俯いたまま動いていないゼンを、口を尖らせながら小突いた。


「んもー、兄ちゃん。俺まで照れるんだけど。何だよもー、めっっっちゃ幸せ者じゃん。このー。」

「………………グスッ。」


 恐らくユンからの「幸せ者」という言葉に反応したのだろう。また鼻を啜り出すゼンに、ユンが「え、何?」と戸惑いの声を上げた。


 それを見たラルダが、ユンに穏やかに話しかける。


「ユン。こんな状況だが、一つ、私から貴方に頼みごとをしてもいいだろうか?」

「え、何ですか?」


 ユンが虚をつかれたようにキョトンとする。


「ユン。昨日、貴方はゼンに『ゼンが結婚したら、自分はゼンの一番ではなくなる』と言ったそうだな。そして『自分はそれでいい』と。」


 それを聞いたユンは、羞恥からほんのり顔を赤らめて勢いよくゼンの方を見た。


「えぇー?!兄ちゃん、ちょっと待って!そんなことまで話しちゃったの?!はっず!やめてよどこまで何話したの?!」

「………………。」


 ラルダはそんなユンに、優しく語りかけた。


「だが、ユン。悪いがほんの少しだけ、ゼンのために考えを改めてやってはくれないか。

 ……ユン。貴方は貴方で、ずっとゼンの()()でいてやってくれ。」


「……へ?」


 ユンは意図が掴めないと言ったように、少し困惑した表情でラルダを見た。その視線を受け止めながら、ラルダは続けた。


「今のゼンを見ていれば分かる。ゼンには一番の貴方も必要なのだ。

 もちろん、これからはゼンは、状況によってはユンよりも妻の私を優先することもあるだろう。私が側にいる時間の方が長くなるだろう。だが絶対に……私は一生、ゼンとユンの兄弟を超えることはない。私よりもユンを優先したい瞬間が、私よりもユンに側にいてもらいたいときが、ゼンにはあるのだ。

 そもそも私とは形が違う。私はユンの代わりになることはできない。

 だから……ユンは弟として、ずっと変わらずゼンにとっての一番の存在として、近くにいてやってくれ。

 私からのお願いだ。これからも弟としてゼンに……兄にたくさん頼って甘えてくれ。」

「…………ラルダさん。」


 ユンは感情や思考がすぐに追いつかないのか、少し迷ったような声を出した。

 ラルダは笑ってゼンの方へと視線を移し、そして彼女にしては珍しく、少し悪戯っぽく付け加えた。


「何より、ユンに『兄離れ』されてしまったら、ゼンは寂しくて()()なってしまうだろう。

 これでは騎士としても夫としても、まったく使い物にならない。」


 それを聞いたユンは、目を見開き一拍ほど固まってから、またいつもの明るい笑みを浮かべた。


「あはは!たしかに、それは困りますね。」



◇◇◇◇◇◇



 人生という複雑な問題は、そう簡単に答えが見つかるものではない。

 しかし今日のこの一件に関しては、ゼンとユン、そしてラルダにとって、この上なく気持ちのいい結論が出せたと言えるだろう。


 話が綺麗に纏まり、酒と涙で撃沈して微動だにしないゼン以外の皆の空気が明るくなったところで、ラルダがユンに一つ素朴な質問をした。


「ところで、ユン。貴方は何故戻ってきたんだ?……ゼンに何か用事があるようだったが。

 一度帰ったにも関わらずまた戻ってきたくらいだ。よほど緊急のことがあったのではないか?」


 すると、それまで笑顔でいたユンが急にハッとして、それから少し顔を引き攣らせ、ラルダの顔色を窺うようにしてもごもごと言い出した。


「あ、それはそのー……兄ちゃんに用事っていうか、ラルダさんに質問っていうか……えっと、大した話じゃないんですけど──……」


 ラルダは不思議そうに首を傾げる。


「私に質問?それは遠慮なくしてくれ。何だろうか。聞かせてくれ。」


 ユンはラルダの真っ直ぐな眼差しに「ウッ!」とバツ悪そうにしながら、なんとも情けない口調でつっかえながら質問しだした。


「あのぉー……いや、本当に大したことじゃないんですけど。その……1ヶ月……いや、1週間だけ婚約者を世間に公表するなんてこと、できたりしませんかね?……しませんよね。」

「どういうことだ?」

「それかせめて『騎士団内の平団員』か、『平民』あたりだけでも公表していただいたりしちゃったりなんかして……いや、難しいですよね。」


 と、ユンが意味不明な主張をしだしたところで、ユンの隣で具合悪そうにしていたゼンが真っ青な顔をして突然立ち上がった。


「あ゛ぁーーーッ!ユンお前!!やっべ、忘れて……ゔっ!ぅぐッ!」


 そしてゼンは口を手で抑えながら物凄い音を立ててドアを開け、一目散に駆け出ていった。そしてまた上の階の方で勢いよくドアが閉まる音がした。下から「ゼン!うっさい!!」とミリア嬢が怒る声が聞こえてくる。


 ……間一髪、自室に駆け込んだな。


「兄ちゃんクソ馬鹿じゃん。今ラルダさんの前でやってたら今度こそ婚約破棄されてたんじゃない?」


 俺とユンが呆れていると、突然の事態にラルダが心底心配そうにオロオロだした。


「ユン!ゼンはいきなりどうしたんだ?大丈夫なのか?かなり顔色が悪そうだったが……何かあったのか?」


 まあ、ゼンもよく4年間恋人相手にここまで隠し通せたと褒めておこう。俺はラルダに、ゼンの弱点の一つを教えてやった。


「十中八九、部屋で吐いているな。ゼンは酒が一杯分入ると吐く。」


 それを聞いたラルダは大きく目を見開いた。


「そうなのか?!しかし今まで同期会では一度もそんなことはなかった。」

「そうなる寸前で俺がさり気なく止めていたからな。俺の前ではこれまでも二度ほど吐いているぞ。」


 横でクラウスも驚きの声を上げる。


「ゼンは酒弱いとは思っていたけど、まさか吐いちゃうまでだったなんて僕も知らなかった。」


 するとまた突然、何を思い立ったかラルダが素早く立ち上がり、颯爽と踵を返して部屋を出ていこうとした。

 それを見たユンが、兄のなけなしのプライドを守ろうと慌ててラルダの腕を掴んで引き止める。


「ちょっ!ラルダさん!見ないでやってください!!」

「何故だ?」

「え、何故って……普通に汚いですよ?」


 制止しようとするユンを振り返りながら、ラルダは真顔で大真面目に言い切った。


「それに何の問題がある?ないだろう。私はゼンが弱っていたら、助けたいのだ。

 ゼンは普段とても強く、なかなか隙を見せない。今日のように弱った姿を見せられる機会は滅多にないからな。貴重なまである。むしろ見ておきたいのだ。」

「……えっ、ラルダさんって、そういうの……()()なんですか。」

「ユン。『庇護欲』くらいに理解しておきなさい。」

「あっ、ハイ。先生。」


 今のものに限っては、ユンの「庶民流の解釈」が正しい可能性もあるが、俺は今後一生、答え合わせをする気はない。

 俺が深掘りを避けようとしていると、隣でクラウスがぼそっと、俺にだけ聞こえる程度の声で呟いた。


「ラルダもまあまあ()()だよね。」


 俺はクラウスにも添削を入れる。


「『物好き』くらいにしておけ。クラウス。」



◇◇◇◇◇◇



 ほどなくして、胃を立て直して身体を清潔にしたらしいゼンが戻ってきた。


「……(わり)い。まじで終わった…………最悪。」

「大丈夫か?」


 ラルダがすかさず声を掛ける。それに続けて、ユンもいろいろな意味で心配なのか、兄に強めの念を押した。


「兄ちゃん、ラルダさんと飲むときはくれぐれも加減に気を付けるんだよ。後悔するのは兄ちゃんだからね。分かった?」

「分かってるっつの。今日だけだわ。こんなん。」

「いや、兄ちゃん多分まだ認識甘いから。もっと気を付けて。まじで。」


 そしてゼンがまた椅子に座り、ようやく皆のテンションが落ち着いたところでラルダがユンに話を始めた。


「ユン。貴方が今日、もう一度ゼンのもとに戻ってきてくれて本当に良かった。感謝する。……ありがとう。」

「いえいえ。まあ、たまたまお役に立てたみたいで良かったです。兄ちゃんがどうもご迷惑をおかけしました。」

「いや、よいのだ。ゼンは何一つ迷惑などかけていないからな。」


 そしてラルダは今一度ユンに問いかけた。


「それで、話は戻るが……結局のところ、ユンは何故また戻ってきたのだ?」

「「……!」」


 並んで座っている兄弟(ゼンとユン)が、仲良くラルダの言葉にぎくりとする。


「先ほど婚約者の非公表の件について、私に何か聞こうとしていたが……私が今日話した内容に、弟として何か不満でもあったのだろうか。」

「いっ、いやいやいやいや!滅相もないです!」

「本当か?何かあるなら遠慮なく言ってくれ。私にできることであれば、ユンの望む形になるように努力しよう。」

「おいユン!どうすんだよコレ!ラルダ困らせてんじゃねえよ!」

「だって兄ちゃん!もとはといえば兄ちゃんが──」


 俺は呆れ果てた。

 先ほど感動した兄弟と同一人物だとは思えない。うっかりつられて流した涙を返して欲しい。

 俺は一つ咳払いをして、愚かな兄弟の弟の方に質問をした。


「ユンくん。」

「…………ハイ、先生。」

「昨日今日と、二人はギルドでもそれなりに稼いだのではないですか?」

「……ハイ。」

「そのお金は、今、どちらに?」

「えぇ〜っと、その〜……」

「そういえば今日、大通りに『ラルダの婚約相手を予想する()()()()()()』がいたようですね。随分と賑やかでした。」

「ヴッ!!」

「…………先生は悲しいです。」

「ごめんなさい。」


 キーワードは「違法賭博」と「八百長」だ。

 ()()を知っている本人とその弟なら、確実に勝てる簡単な賭け。大穴(平団員や平民)に全額ぶち込んで儲けようという魂胆だったのだろう。


 まったく。ゼンはともかく、ユンもよくやるな。


 ゼンとユンは身寄りをなくし、貧乏な時代が長かった。苦労人なぶん金を稼ぐ機会には敏感なのだろう……などと、同情してやる気はさらさらない。


 通報しないだけ、ありがたく思え。


 俺は冷たく言い放った。



「もう決まったことでしょう。


 ──婚約者様は『非公表』。


 似た者兄弟同士、仲良く反省しておきなさい。」



 本編はここで完結となります。

 後談(ハッピーエンド増量版がお好きな方向け)数話も書き上げてありますが、そちらは1〜2週間ほど置いてからまた上げさせていただきます。

(※ユンの番外編となる短編「悪役令嬢と平民男の3年間」はすでに投稿済です。)

 また、彼らのちょっとしたエピソード(裏話)や後日談のさらに後の話、語られることのないゼン視点の設定も一応考えてはあるのですが、そちらはもし要望があれば書き上げて公開という形にしようかと現時点では考えております。


〈ご挨拶〉

 最終話まで読んでくださった方、本当にありがとうございました。

 初めて書き上げた拙い小説ですが、記念に形に残しておこうと思い、今日まで毎話投稿してきました。

 数多の作品が溢れるこの「小説家になろう」の中で誰かお一人でも目に留めてくださることがあればそれだけでもありがたいことだと思っていたのですが、通りがかるだけでなく、ブックマークまでしてくださった方、評価までしてくださった方がいらして、驚くと同時にとても嬉しかったです。そのブックマーク一つ、評価一つに心の中で狂喜乱舞しておりました。

 拙作に最後まで付き合ってくださった方々には感謝の念に堪えません。改めて、最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。

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