ペットの貨物扱いについて思う事
痛ましい話ではありますが、羽田空港で発生した日本航空と海上保安庁の航空機が衝突・炎上した事故をきっかけに、旅客機での“ペットの扱い”について議論が起こっています。
乗客乗員全員の脱出がうまく行ったにもかかわらず、貨物扱いのペットたちが助けられなかった事について、受け入れがたい人達がいるのは判ります。
しかし、今回は乗客乗員全員が脱出できたから何故ペットだけがと考える事ができるのだと思います。
仮に今後、同様の事故が起きた場合に、乗客乗員に犠牲者が出て、なおかつ助かったペットがいた場合を想像すると、ペットを助けるわずかな時間が無ければ、もしかして助かったのでは?と遺族の方が思っても不思議はないかと思います。
そう考えると、“ペットの扱い”について現状を変えるべきではないように私は思います。