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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

心に嘘をついても、いつかは晴れる!!君も。

作者: 石川 瑠佳

 私は、嘘つきだ。自分の、心に。自分に、正直に生き過ぎたら空間の闇の獣に手をひっかかれてしまう。そんな、イメージがある。「痛い、痛いよ」

 私は、虚空(こくう)を見つめ、こんな目にあうくらいなら、嘘をつこうって。さりげなく心に、決める!


 でも、これだけじゃない。心を痛くするのは。ちょっと新しいことに触れてみようかなって、指を伸ばすと、その指を透明な亀に噛まれる。「痛い、痛い」

 私は、なるべく安全と分かるまでは安易に、何かに触れたくなくなり、慎重になって、指や手を伸ばさなくなる。


 足も。今まで行ったことがなかった新しい社交場に行って、自然に出来た沼に、うっかり足を踏み入れてしまう。そこには何故か鮫がいて、危うく足を喰いちぎられるとこだった。

 私は、足だけじゃなく、手まで鮫の歯で、傷付けて「手が、足が、苦痛だ、辛過ぎる本当に」


 こんなことがあったりすると、ドンドン私はつまらない人間になっていく。ビビッて、何も新しいことをしなくなってしまう。つまらない。


 でも、大丈夫。これらは、イメージだから。


 幻の凶悪な生き物たちを、私は鋭く手の平を細めて叩く!いい加減にしろ!!はっきりとした理由があるのなら、優しく言ったらいいんだ。よく分かんないからって、自分の手を、そんな凶悪な生き物にして、いい訳ないだろ!幻でも、人は傷付いてしまうんだ。

 上手く回復出来にくい人だって、いるんだ!!


 だけど、これは幻だ。もし、治りづらくたって、いずれ、回復出来るよ、きっと!


 そしたら、元気になって、安全に走り回れるよ!!



            終

私もまだ、未熟だけど。いつか元気に頑張れる!!君も。

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