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無感情の殺人機  作者: かなかわ
13/17

あとがき

作者のかなかわです


今回は、拙作「そして人類はいなくなった」を読んでいただきありがとうございました


いかがでしたでしょうか


私は以前より、「自然を破壊する人間は悪だ」という風潮に疑問を持っていました

あ、だからって自然破壊に積極的だという話ではありません

ですが、木を切り倒すのも、海を汚すのも、汚染物質を作るのも、本当に悪いことなのでしょうか

そもそも、善悪も罪と罰も人間の尺度ですし、人間によって絶滅させられた動物も、人間を恨むほど複雑な思考をしていたとも、ましてや自分という種が絶滅したということを認識していたともあまり思えません

切り倒された木は、悲しむことができるのでしょうか

汚された海は、怒ることができるのでしょうか


破壊された地球は……?


わかりません


他者の気持ちなど、何を考えて殺されたのかなど、わかりません


ですが、わかった気になっているのが人間です


わかった気になって、悪いことをしたと思うのが人間です


でも、それが悪いことだとは決して思っていません

なぜなら、それって何を考えているのかも、そもそも人格があるのかもわからない相手を、気遣って、愛したからに他ならないではありませんか


ならばきっと、ロボットのことも愛せるのでしょう


ロボットはその愛を……とは、わかりませんが


私は人間のそういうところが好きです


人とロボット、そして自然


皆様の心に少しでも何か残りましたら幸いです

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