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ドクターヘリ救急救命  作者: 零
Another story
19/54

No.8 〜another story〜

ドクターヘリ緊急救命No.8

〜another story〜



藍沢が車を出す。


藍沢「どうする?」


田中「ん?夜ご飯の材料買わないと」


藍沢「じゃあ、スーパーか。このまま行くか?」


そう。田中と藍沢は救命のスクラブの上にパーカーを羽織っているだけだった。


田中「う〜ん。帰ってからはちょっと時間が勿体無いからこのまま行こ」


藍沢「わかった」


そして、スーパー。

藍沢と田中が買い物をするために車を出て店の方に歩いている時、少し前を歩いていた20代の男性が店舗の入り口で急に倒れた。


そばにいた店員が駆け寄るのを見て藍沢が田中に言う。


藍沢「亜依!」

田中「うん」



駆け寄ったスタッフが男性の身体を揺らしている。


スタッフ「お客様、大丈夫ですか?」


そこに藍沢と田中が駆け寄る。


田中「揺らすのやめて」


田中に言われてスタッフが揺らすのをやめる。


田中がパーカーを急いで脱いで隣の藍沢を見ると藍沢は既に脱いでいた。


藍沢「翔南救命センター、救命医の藍沢です。」


田中「田中です。」



周りは何事かと多くの客とスタッフが集まっていた。


スタッフの1人に田中が言う。

田中「あなたはすぐに救急車を呼んでください」


スタッフ「分かりました!」


すると、男性が心停止した。


藍沢は胸骨圧迫をしながらスタッフに声をかけた。


藍沢「あなたはAEDを持ってきて下さい」


スタッフ「わかりました」


藍沢「田中、心停止だ。翔南に電話してくれ」


田中「わかった」


田中がすぐに電話をかけ始める。




すると、他のスタッフが…

スタッフ「自分は何をすれば良いですか」


藍沢「あなたは、毛布とか布とか枕とかがあれば持ってきてもらえますか」


スタッフ「わかりました」



電話を終えた田中が藍沢に声をかけた。


田中「藍沢先生、翔南が受け入れられるって。すぐに黒田先生と谷口さんが来てくれる」


藍沢「わかった。」


そこに毛布を取りに行ったスタッフが帰ってきた。


スタッフ「毛布と枕です!」


藍沢「ありがとうございます。男性の下に引いてくれ」


田中「わかった」


そして、男性の下に毛布を引く。


スタッフ「AED持ってきました!」


すると、田中がすぐに受け取る。


田中「藍沢先生」


藍沢「あぁ」


すぐにAEDを使う。


そして、胸骨圧迫を再開すると、救急隊が到着した。


救急隊「藍沢先生、田中先生遅くなりました」


そこにいたのは先日現場で一緒だった救急隊の人達だった。


藍沢「エピあるか」


救急隊「あります!」


田中「ライン2本とね」


藍沢「あぁ。取れたらエピ入れてくれ」


田中「うん」


藍沢「よし、持ち直した」





救急隊「こちらです!」


救急隊に連れられて黒田と谷口が走ってきた。



黒田「藍沢、田中、状況は」


田中「心停止して、エピで持ち直しました」


黒田「わかった。挿管して搬送しよう」


3人「はい」


そして、ヘリに搬送する。


黒田「あとは俺と谷口で運ぶ」


藍沢「お願いします」

田中も頷く。


黒田「行くぞ」


谷口「はい」


黒田「お前達は休め」


2人「はい」



そして、ヘリが離陸した。




すると、スタッフの1人(店長?)が駆け寄ってきた。


店長「ありがとうございました」


田中「え?」


店長「お客様を助けていただいて」


田中「たまたま居合わせただけですから」


藍沢「普段の仕事をしたまでです。助かって良かったです」


店長「はい!」


そこに救急隊の人がきた。


救急隊「藍沢先生、田中先生、我々はこれで帰ります」


田中「ご苦労さまでした」


藍沢「すぐに来てくれて助かった」


救急隊「では、失礼します」



田中「では、我々は客に戻りますね。救命医の時間はおしまい」


藍沢「行くか」


田中「うん」




そして、藍沢と田中は夜ご飯の材料を買って帰宅した。


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