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盲目少女のVRMMO  作者: 季蝶
プロローグ
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1

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双子の妹→二人の妹

 私、榊原(さかきばら)里美(さとみ)は産まれたときから目が見えていない。産まれたときから盲目になっており、景色と言うものを見たことがない。

 小さい頃お母さんに「何で私だけ目が見えないの?」と聞いたことがある。その時、お母さんは私を抱き締めて「ごめんね、ちゃんとした体に産んであげれなくて」と、泣きながら謝った。

 その時私はなにもすることが出来なくなり、ずっとお母さんに抱き締められ続けた。その日から私は目が見えなくても普通の人と相違なく生活できるように、頑張った。

 頑張って、頑張って、頑張って、頑張って頑張りまくって今では、家の中だけじゃなく外や学校でも盲導犬のようなもの無しでも歩き回ることが出来る。

 それだけじゃなく私は、字を書く時に出る音でどんな字を書いているかも分かるようになり、字も書けるようになった。他にも電話のダイヤル音の微妙な音程の違いも分かるようになり、自分で電話を掛けれるようになった。そのついでに絶対音感的なものが身に付き、歌がちゃんと歌えて、今では歌が好きでたまに自分で曲を作って、友達に聞いてもらっている。

 友達からは「良い曲だからネットとかにあげてみなよ」と言うが私は「恥ずかしいから嫌だ」と断った。

 そして今日、今は高校一年生の夏休み三日目の朝から、携帯の電話がなっているの出てみた。

「もしもし、何方(どなた)ですか?」

「もしもしさとちゃん、私だよ亜美だよ!」

 相手は先ほど言った友達、柴崎(しばさき)亜美(あみ)だった。

「どうしたの亜美?朝から電話なんて。夏休みの宿題は見せないよ」

「そうじゃないよ、て言うかもう宿題終わったの!?」

「うん、終わったよ」

 私は字が書けても、読めないので家族に読んで手伝って貰っている。お父さんは仕事で昼間余りいないのでお母さんか二人の妹に頼んでいる。

 上の妹の名前は凪、下の妹の名前は秋。二人とも中学校の成績は良いので余り教えることがないので、姉としてはちょっと寂しい。

「まあ、それよりはさとちゃん今日私の家に来れる?」

「うん、行けるけど....」

「じゃあ来てね!!」ブツッ

 切れちゃった、何だったんだろうか...

 

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