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常識が『杓子定規』な世の中って偏見【終】

「次は何を破壊すれば君は頷いてくれるかね? もちろんワシの魔法は別の部屋とリンクしている。君たちにとって宝となっているものが今それぞれの部屋で、一個失われたぞ?」

「卑怯な!」

「ワシを捕まえようなんて考えないことだ。ワシの意志一つでここの宝全てを灰に帰す事すら容易なのだからな」

 そう、大臣は俺たちをここにおびき寄せたんだ。ここにある人質を立てに俺たちを飼いならすために。

「……了承しては……行けません」

 地獄の底から響くような声が上から聞こえてきた。見ると天井を壁抜けしてファエルが血涙を流しながら降りてくる。

 どうやら宝の一つが目の前で破壊されたショックで泣いているようだ。

「ファエル、大臣はどうしてこんな宝を持っているんだ? それに……」

 コレだけの宝を簡単に傷つけられる意志の強さが分からない。

「それは彼が転売屋だからです」

「転売屋!?」

 これは俺も知っている商売の一つとしてある方法だけど……大臣は商人なのか? 限度があるだろ。

「そう、彼はきわめて悪質な、権力をかさに転売をする者……これだけの財宝を集める行動はそこから来ています」

「一体何をしているんだ?」

 さっきからファエルがもったいぶって教えてくれない。早く教えてくれればよいものを、

「ファーヴ、パララ、貴方達は思ったことがありませんでしたか? 同人作家が突如行方不明になる不思議を」

「ああ、ここ十年の間に目に見えて増えているな」

「そうね、私も不思議に思ったわ。まあ、同人をやめて普通の仕事に就いたのだと思ったけれど……」

 ファーヴとパララが顔を合わせて蒼白と成った。

「「まさか!?」」

 ファエルが保障するかのように頷く、俺にはわからないから早く教えてくれ、

「彼は、自分が買い占めた物の価値を上げるために同人作家を秘密裏に消しているのです」

「はぁ?」

 それは、あれだよな、つまり作り手がいなくなるという事だよな?。

「じゃ、じゃあ、フィニやクリエを処刑しようとしたのは!」

「そうです。彼が貴方の仲間を抹殺しようとしたのは作品の価値を上げて私腹を肥やす為なのです」

「なんだと!」

 なんて奴だ。要するに希少品にしてから渋るように売って財を築く、それではこんな隠し地下宝物庫みたいなものを個人で持っていても不思議じゃない。

「彼に消された同人作家、画家、職人は数えるのも嫌になるほどです」

「だからどうしたというのだ?」

 大臣がふてぶてしく言い放った。

「ここにある人質を盾にして貴様たちが何をほざこうともワシには届かん。また一つは炭にして見せようか?」

「「「く……」」」

 下手に動けばこの世の至宝が失われてしまう。どうすれば……

「貴様は俺たちオタクの風上にも置けないタダの守銭奴だ!」

 ファーヴが言い放つ、って、ちょっと待てよ!

「ちょっと待て、オタクってのは俺も入っているのか?」

「うわ、無自覚だよ。この人!」

「ジークはね~」

「この中じゃ異質だよね」

「まあジークだから」

「インドアな私達に比べて彼はスポーツオタクと言ったところでしょうか?」

 失敬な! 俺はお前らと同類になったつもりなんてまったく無い。あんな紙切れや気色悪い人形と一緒にするな!

「それに誰が転売屋か……ワシがどれだけの苦労を持って集めたかわからんようだな」

「平然と壊す奴が何を言ってやがる!」

「それも犠牲の上だ。どれだけ立派な作品を作った者であろうとも栄光にすがり付いて作品を汚す前に退場してもらえば作品は更なる輝きを持つ。それがわからんか?」

 名剣を作る鍛冶師みたいなものだろうか? 下手に名剣を作ると次の作品にガッカリすると言うのを聞いたことがある。

「ワシはこの世に生まれる全ての作品を愛している。その作品たち全てを収集し、正しい価値で販売する。その行為を責められる言われは無い」

 大臣はファーヴを指差した。

「貴様とは即売会で会ったことがあるな、同人の素晴らしさを理解できる良い人物だ。ワシのコレクションの価値を即座に見抜いた。そして思うだろう? この作家がこんな所で燻っていいはずが無い。もっと評価されるべきだと」

「あ、ああ!」

「何頷いてんだ!」

 訳が分からん。しかし大臣の話術はまだ続く、次はパララの方に振り向く。

「フィギュアはこの世の芸術だ。永遠の美を形作るものでもあるだろう。大切に保管すれば長い時さえ乗り越える。現実の生物が如何にその形を留めるのが難しいか、エルフであるお前には痛いほど分かるだろう。即売会で見た表情はそう感じたぞ?」

「え、ええ……」

「だから頷くなっての!」

 何考えてんだ! 今はそれどころじゃねえだろ!

 大臣は次の目標であるファエルに目線を向ける。

「ワシのコレクションを気に入ってもらえたかね? 天使に気に入るものがあるというのは好ましい。神はこの世の美を幾らでも授けてくれる=ワシのコレクションは神の意志なのだよ」

「ば、馬鹿な、神は……貴方の元に下れと申すのか!」

「誰がそんなこと言った!」

 こいつら揃って馬鹿だ!

「フィニ! クリエ! この馬鹿たちの理性を取り戻せ!」

「うん~」

「当たり前だろ!」

 それぞれの思い人がまともで助かる。だが大臣の毒牙の危険が―――

「君たちはワシのコレクションに興味は無いのか?」

 大臣の言葉にフィニもクリエも振り向き答える。

「ん~? 魅力的ではあるけれど、貴方の軍門に下るつもりはないよ~」

「そうだな。良い物は持っているけれど、どうしても欲しいとは思わない」

「な、何故だ!」

 フィニもクリエも同じ意志を持っているのが俺には分かった。そしてその言葉がどれだけ嬉しいものなのかも。

「「だって、ジークが私(俺)たちを仲間として大切にしてくれるから、その期待に答え、自身を輝かせる事こそが宝なんだ」」

 まっすぐに二人は答える。俺は恥ずかしくて赤面してしまうが……俺自身が有名になったのはこいつらのお陰なのだ。ならば俺は信じるしかない。

「なるほど、つまりそこにいるジークという若者がお前らの夢ということか」

 大臣の目つきが俺に向かって凶悪に歪むのを見た。正直吐き気がする。

「ならばジーク、ここにある宝全てを報酬に授けよう。勇者、この世を平和にする勇気ある者の称号。それをワシが国を手に入れた暁には授けても良いぞ」

 それはある意味魅力的な誘いだった。確かにフィニやクリエの言葉を受けなければ受け入れていた可能性が高いと思う。だけど、そんなことをして授けられた称号が、後の歴史にどう響くだろう。偽りの名声で勇者になった最低の勇者授与者とでも言われるだろうか。

「残念だがその言葉は受けいれられない……」

「これだけの宝があってか? 受けいれられなければ破壊するぞ?」

「幾らでも壊せ! 勇者という意志は物には宿らない、心に宿るんだ!」

 そうだ。勇者が行った行動によって人は感動し、後に残った所有物に価値が付くのだ。ならば残した勇者の意志を汲み取り、涙を呑んで灰に還そう。

「ファーヴ! 貴様がやりたかったことはこんな事か? 自分が素晴らしいと思った物を理解してもらいたくて行動に移したお前が、こうして素晴らしいと思った物の限界を決める者に屈するのか!? フィニはこれから更に良いものを作るんだろう!」

 そう、ファーヴはフィニがこれから更に素晴らしいものを作ると信じて助手になったのだ。なのに目の前の相手はフィニが今、一番乗っている時期だから殺そうとしたんだぞ。

「コイツは後に良い作品を作るかもしれない可能性を潰して残った物で金を作っているんだ! これがどれだけ禁忌か分かっているのか」

 俺の言葉に取り乱していたファーヴの顔色が変わる。徐にフィニの顔を見て意志が瞳に宿っていく。

「そう、だったな……作品を貶めるか、更に素晴らしいものを作るかなんて直ぐには分からない。可能性の芽を摘み、限界を決めては業界の拡張は狙えない!」

 キッと大臣を睨み付けてファーヴは強い意思の輝きを見せる。

「お前に諭されるとは思わなかった。礼を言おう」

「俺は何もしていない、お前の初心を汲み取っただけだ」

 そう、ファーヴはきっとこう思ってフィニの助手になったはずなのだから。

「パララ、お前もそうだ。自分が職人になるため、永遠の美を再現するためにクリエの弟子になった。確かにファーヴの時と同じように良いものの後に悪いものを作る職人も多いだろう。だからこそ、お前は良いものを生み出し続けるために学んでいるのではないか?」

 パララも同じように俺の顔を見て、そしてクリエの顔を凝視する。頬が赤いのは何故か知らんが。

「だが、大臣は、お前が名作を作った後に殺そうとして来るんだぞ? そんな時代を受け入れるのか? もっと良いものを探求するお前が! もっと良き物を作るんだろ? ここで足を止めるのか?」

 俺の言葉にパララもハッと我に返り、真面目な表情になった。

「そうね。すっかり忘れていたわ。例え永遠に近い寿命を持つエルフであろうとも、永遠に足を止める必要なんて無い。私は常に走り続ける者よ!」

 そうだ。だからこそ研究を重ねた結果、クリエの弟子入りしたんだろ。

「クリエさんが貴方を応援する気持ち、少しは分かったわ」

「褒め言葉として受け取っておく」

 次は、変態天使。

「神の意志はそんな物にも宿っているのか……」

「ええ、如何に素晴らしいものか、貴方には分からないでしょうね」

「わからんな」

 ファエルが何に興味を示したのか想像したくない。どうせ如何わしいものだ。

「しかし、神の意志はそんなものにしか宿らないのか? ならば貴様にルーシーを任したのは失敗だったな」

「何を!」

 ファエルの表情が殺気に満ちたものへと変わる。

「愛とはそんなものなのか? ルーシーは物に負けるのか?」

「く、比べるものではありません!」

「永遠に続く美、それを愛するのも良いだろう。だけどお前がルーシーに感じた物はそんなものなのか?」

 そう、ルーシーが可愛いと思える理由。それは俺も少しは理解できる。年を取れば徐々に大人になり、やがて失われていくものだ。

「内面の美しさは続くかもしれない。だけど俺やルーシーに永遠の寿命は無いんだ」

「不変と変化、変わり行く美しさ、永遠の灰より一瞬の虹ということですか……。神の愛は一瞬の虹程尊い、そうですね。記録はいつでも見られますが、……輝きは一瞬」

 ファエルは理解したように深く目を瞑る。

「お義兄さん。私はまた過ちを犯すところでした。永遠を持つ天使が何故人々を見守らねばならないかを忘れるところでしたよ」

 相変わらずの饒舌、変態オーラを展開させてファエルは俺の説得に応じる。

「天使は人々導き、後に残した偉業を神の愛と受け取り、永遠と言う記憶に留める。なのに大臣の狂言に乗って物欲にだけ染まるなど、あってはならないことです。この世の至宝! ルーシーちゃんを生み出した神に感謝せねばならぬのに!」

 良く分からないけれど天使は愛を収集するって事だよな? ルーシーもコイツの所有物と言う扱いっぽく聞こえる。

「とりあえず。後で説教を覚悟しておけ」

「お義兄さん! 私が何か気に触ることを?」

「この際、そこは後回しにしておいてやるから仕事しろ!」

 そうだ。コイツは自分の使命を勘違いしているだろ! まずは大臣の捕縛だ!

「くそ!」

 不利を悟ったのか大臣が魔法の詠唱を始める。どうやら逃げようとしているようだ。大臣の足元が光っている。

「させません!」

 ファエルは大臣が唱えている魔法に妨害を掛ける。足元の光が弱弱しく光っているから分かった事だ。俺はその隙を逃さずに大臣の懐まで跳躍した。

「これで終わりだ」

「私を倒しても、第ニ第三の私が―――」

「何を言ってんだ!」

 お約束にも程がある。何処かの最終的な親玉が言う台詞であってお前には不相応だ。

「グハ……」

 問答無用で大臣を殴って黙らせた。

「ふう……」

 倒れる大臣を尻目に俺は仲間に向かって振り返る。

「やったね」

「ああ……」

 みんなが勝利に微笑んでいる。よし、ここで一つ提案しよう。当然の権利だ。

「さて、勝利の祝杯にここの物品を押収するぞ!」

「「「はぁ!?」」」

 なんだ? みんなが俺の顔を見て何を言ってんだ? って顔をしている。

「冒険者の特権だろ? コイツの口車なんかに乗らずに倒せば手に入るのは当たり前じゃないか」

「……なんか、乱暴者が勇者様って言われる理由が分かった気がする」

 パララが不満そうな顔をして呟いた。

「そもそもだ。ここの宝を王様の報酬にしてもらうという願いだって出来るわけ勇者武器コレクションがな―――」

「黙れ! 俺たちの気持ちを返せオタク野郎!」

 ファーヴが心外な言葉を俺にぶつける。勝てば官軍という言葉を知らんのか?

「誰がオタクだ! 貴様らと同じにするな!」

 よし、まずは勇者理論ではなく、冒険者理論から説明しなければならないな。

「迷宮にある宝箱から道具をとっても許されるだろう? ならばここにある宝は同じ扱いな訳で、世界各地の聖なる武器を収拾するのは勇者の―――」

「ジークは~勇者になる人だから~」

「だからと言ってコレでは感動が台無しです!」

 フィニとファーヴが失礼な返事を返している。まずは俺の話を聞け!

「勇者の鏡だよね」

「良くも悪くも勇者って、呆れてものが言えませんね」

 続けるようにクリエとパララが答えていた。

「もう少しモラルを学んでいただきたいですね」

 変態が自分の事を棚に上げて俺に言っているようだった。そこで俺は勇者論の基準を説明しようとして。

「何事も悪者から物を徴収するのは許され―――」

 気がつくとファーヴがいない?

「もう黙れ!」

 目の前が真っ暗になった。



 後で聞いた話だとファーヴが俺に一撃を加えて失神させたそうだ。

 いずれ勇者になる俺に手を上げるとは……なんて奴だ。


 気がつくと城に戻っていた。そして王様たちが大臣の財産を没収。被害にあっている人々への手向けに売買し、寄付するそうだ。二度とこんな事にならないようにとするらしい。

 だから俺は先に唾を付けておこうと思ったのに……ファーヴやパララは諦めが早すぎる。

 他にも分かった事だが、俺が城に侵入するために使った秘密通路には大臣が捕らえたドウジン業界の作り手が捕らえられていたらしい。衰弱が激しいそうだが、命に別状は無いそうだ。ファーヴやパララが仕切りに握手をせがんでいた。

「ではジークよ」

「は!」

 俺は深く頭を下げて王様の言葉を聴く、

「貴殿の活躍、しかと見た。魔王討伐の任、確かに任せよう」

 実績を得た訳で、王様は改めて俺に魔王討伐の許可を下さる。

「大臣から魔王城への道を開く玉を奪還した。ここに返そう」

 王様の横にいた兵士が玉を持って、俺の前に来る。俺は玉を受け取った。

「では旅立つがいい! そしてこの国に真なる平和を導いてくれ!」

「は!」

 こうして俺たちは正式に魔王退治に旅立つのだった。

「あ~」

 城を出た所でフィニが突然声を上げる。見ると伝書鳩がフィニに舞い降りてきた。同時にクリエにも同じような鳩が降りてくる。緊急事態を伝えるこの国の連絡手段だ。

「え~急すぎるよ~」

「うわ! 不具合?」

 フィニもクリエも何かあったらしい。

「どうしたんだ?」

「ちょっと急に仕事が入っちゃった~」

「こっちも同じく」

 フィニとクリエが済まなそうな表情で俺に答える。

「そうか……副業も大変だな……」

 とはいえ、フィニもクリエも副業をとても大事にしているし、ファーヴやパララが鬼のような表情で副業を優先しようとしている。見届けるのが正しい選択だろう。

「どれぐらい掛かりそうだ?」

「う~ん。一週間あれば片付けられると思う~」

「こっちも同じくらいだな」

 俺は地図を広げる。

「そうか……なら魔王城への道で一番近いこの町で合流しよう」

「わかった~」

「なるべく早く終わらせるから」

 フィニとクリエは頷いて答える。

「では解散!」

「お~」

 こうして俺たちは一次解散し、一週間後に目的の町で落ち合うことになった。


「所でファエル?」

「なんですか?」

 解散するに当たって、特に用事もなさそうなファエルがどこかに飛んで行こうとしたので尋ねた。

「妙にタイミングよく俺たちのピンチに駆けつけてきたけれど、どこかで見張っていたのか?」

 そう、俺は疑問に思っていたのだ。タイミングが良すぎる。まるで狙っていたような気がするほどだ。

「いいえ? ルーシーちゃんと留守番をしていたのですが、知り合いが血相を変えて尋ねてきて貴方たちのピンチを伝えてくれたのですよ」

「知り合い?」

「ああ、それは……」

 ファエルは突然口黙り、言葉を探しているようだった。

「え~っと私の知り合いの宗教関連の人ですよ。何やら他の知り合いから貴方が不利になっていると聞いて、天使である私を頼ってきたのです」

「なるほど、レヴィアさんが知り合いに尋ねてみると言っていたのはコレの事か」

 後でお礼を言わないと、酒場に寄ってみよう。

「レヴィアたんですね」

「たんって……お前な、たしかルーシーにも『たん』付けで呼ぼうとしていたよな」

 さすがに鳥肌が立つのかルーシーは嫌がっていた。一部のファンがレヴィアさんを呼ぶときに使っている語尾だ。ちょっと気色悪いと俺は思う。

「ええ、彼女からの伝言ですよ。後でお礼を言ってあげてくださいね」

「当たり前だろう? 人に感謝を、勇者になった者が忘れてはいけない」

 そう、どの勇者も人への感謝を忘れてはいけないと行動で示している。ならば俺も見習わねば成らない。

「驚きましたよ。同人がこの国で禁止になっているなんて初耳でしたからね」

「だからあれは大臣の出任せだったんだろ?」

「ええ、直ぐに分かりましたよ。そんなものが無いことくらいはね」

 宗教の元締めに存在するだけでコネがあるファエルがちょっとでも尋ねれば分かることだろう。とりあえず俺は安堵するしかない。

「ではお義兄さん。私はルーシーちゃんを見守る仕事に戻りますので」

「ああ、ルーシーに手を出すなよ変態天使」

「神に誓ってそんな蛮行するわけ無いでしょうが」

 飛び立つファエルに俺は手を振りながら言い放ち、ファエルのむきになりつつ答えるのだった。

 その後、俺はこの国でレヴィアさんと出会ったイルダーナさんの酒場に顔を出したが、彼女はもう、旅立ったらしい。またどこかであったときに感謝の言葉を言おう。


今日中に最後まで更新します。

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