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第9羽♡はじまりは金の髪飾りから♡



 『リリィちゃんが可愛くなろうとしたってねぇ…。』____。



 「はっ!」

 またあの夢…。


 小学生の時に言われた嫌な言葉。

 今も時々、夢に出てくる呪いの言葉だ。


 でも私、可愛いものが好きだって、ずっと___!


 *・゜゜・*:.。..。.:*・ .。.:*・゜゜・*


 正式にきせかえマグネット同好会に入った私。

 入ったからには、先輩たちみたいに私も少しは可愛くなりたい!

 一緒に活動する先輩たちに恥をかかせないためにね。うん。

 …それは、自分自身がおしゃれを楽しみたいっていう理由もちょっぴりあるのかもしれないけど。


 *・゜゜・*:.。..。.:*・ .。.:*・゜゜・*


 「リリィちゃん、今日アクセ付けてる!

 かわいい~っ!」

 部室に入ると、すかさずティアラ先輩が気づいてくれて嬉しくなる。

 「あ、はい、ちょっと付けてみました…。」


 そう言う私が髪に付けているのは、シンプルなゴールドのヘアピン。このくらいなら、クラスで地味な私が付けてても何も文句言われないんじゃないかって思って。ちょっと勇気を出してみた。


 「黒髪にゴールドアクセって映えてとても素敵ね。似合ってるわ。」

 センスの良い大人なサファイア先輩に褒めてもらえて感動…。


 「リリィちゃんって、きせかえマグネットで遊ぶ時は可愛いアクセ盛り盛りにコーデするけど、リアルではシンプル派なのかな~って思ってたんだよね。」

 「えっと、可愛いの大好きで色々付けたい気持ちはあるんですけど…似合わないから。」

 「そんなことないよっ!」

 すかさずティアラ先輩が否定してくれる。それはまるで、お世辞じゃなくて本音で言ってくれてるみたいに。


 「もし勇気がないなら、放課後だけアクセを付けたりヘアアレンジを変えるのもいいかもね。」

 「たしかにです…!」

 サファイア先輩の言うとおり、ずっと同じじゃないといけないなんて決まりはないんだ。その日の気分や場所に合わせて、おしゃれを楽しめばいいんだ。

 少しずつ、私らしく。


 「そうそう。アクセで思い出したんだけど、家に懐かしいものが眠ってたんだよ~。」

 ティアラ先輩が袋から取り出したものは…。

 「わ、可愛いシュシュがいっぱい!」

 色とりどり、大量のシュシュだった。

 「懐かしいデザインがいっぱいね。私はもう使わないかと思って捨てちゃったのよ…。」

 「こういうポンポンシュシュ、みんな持ってましたよね!」


 布や毛糸などで作られた、ボリュームのあるヘアゴム。私も小学生の頃集めていたっけ。シュシュを題材にしたアイドルの曲があったくらい、定番で大人気のアイテムだったのだ。


 「このピンクのシュシュ、特に可愛いです!」

 「あ、確かこれは手作りなんだよね~!」

 「シュシュって作れたんですか!?すごい!」

 「今度3人で何かアクセを手作りしてみるのも楽しそうね。」



 ♡つづく♡

 

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