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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

【短編】別れを告げた彼にネタバラシは幸せな時に。

今回は令嬢じゃない。


異世界高校生。

サクッと読めるざまぁモノです。




 栗色のウェーブを肩まで伸ばした私、ティアーズ・ルイスは、学園の魔法使い科の生徒である。


「ちょっと来てくれる?」


 廊下ですれ違い様にそう呼び出したのは、私の恋人と距離が近い女子生徒だ。


 魔法使い科の友だちと別れて、しぶしぶついていくと空き教室に二人きり。

 ……保険をかけておこう。



「ねぇ、いい加減、ソードと別れてくれない?」


 ソード。彼女と同じ剣士科の私の恋人である。

 ソードとは一年の頃に共同クラスで親しくなり、そこから彼から告白をされて交際を始めた。


 しかし、二年生に進級して、クラスが別になると、一緒に過ごす時間が格段に減った。特に、彼はこの同じクラスメイトであり、同じ剣士科の女子生徒といる姿が多くなった。


 せめて昼休みは一緒に過ごそうとしても、彼女と剣士科の授業について話があるとかで、遅れてやってきたり早めに切り上げたり、最近ではとうとう昼休みに会えなくもなったのだ。

 愚痴を零す私にクラスメイト達は同情してくれて、恋人がいながら他の女子を優先するソードにヘイトを溜めていた。


 ソードは短い黒髪の精悍なイケメンで、モテるスポーツマンタイプで人気者なのだけれど、この件ですっかり我がクラスではイメージダウン中だ。


「なんであなたに言われなくちゃいけないの? ソードに言われるならまだしも、部外者に言われる筋合いない」


 わざとソードを引き付けて私との時間を邪魔していたのか。薄々そうじゃないかとクラスメイトにも言われていたのよね。恋人がいるのに気を遣わない女子なんて、略奪を目論む性悪に違いないって。


 でもだからと言って、こうして別れろと言われても、はいそうですかそうしますぅー、と答える質ではない。


 ソードと交際を続行するかどうかなんて、ソード本人と話し合って決める。他人に決められる筋合いはない。


「ぐっ!」


 彼女が持っていた木剣で腕を叩かれて、私は突き飛ばされるように倒れてしまう。

 いきなり木剣でぶってくるとか……! 悪い予感が当たった!


「魔法使い科のくせに頭が悪いわね!! アンタなんてとっくに好きじゃないからカノジョやめろって言ってんの!!」


 バシバシと何度も木剣が振り下ろされて私を叩く。私は負傷しないように頭を抱えて守った。


「アタシの方が優先されてんだからいい加減わかれよ! ソードはアタシが好きなの! お古のカノジョはさっさと縁を切れ!!」

「っ!!」


 何度も叩いてきた彼女は、ようやく気が済んだのか、満足げに息を吐く。


「そっちが強情なら、こっちだって考えがあるんだから」


 そう言い残して、先に空き教室を出て行った。


 執拗に叩かれた右腕が痛い。左手もちょっと当たって痛いや。脇腹も狙いやがって……。


 オレンジ色の玉を確認して、ポケットにしまう。


 ヨロヨロと立ち上がって、私も空き教室を出ようとしたが、足がもつれて倒れかけた。


「おっと! あれ? ティアーズじゃないか」

「レイ……」


 銀髪の長い髪をライトブルー色のリボンで束ねた同じ魔法使い科のレイが抱き留めてくれる。

 なんとか、支えて立たせてもらえた。


「顔色悪いよ? 大丈夫?」

「大丈夫じゃない……保健室」

「えっ。急ごう。どこが悪いの?」

「身体」


 保健室まで連れ添ってくれたレイは、優しいな。彼も他のクラスメイトと一緒になって私を慰めてくれた一人だ。


 保健医に事情を説明して、診断書をもらう。


 これであの女を破滅させてやる……ふふふっ。

 名前なんだっけ。ヴァネッサ?

 魔法使い科の女子、舐めんなよ。


 コンコン、と保健室のドアが叩かれると、クラスメイトが何人かやってきた。

 ちょうどいいので、さっきの酷い目に遭った愚痴を聞いてもらった。


「はぁー!? 剣士科のくせに最低! 退学だ退学!」

「絶対に許さん! マジ許さん!」


 憤怒してくれたので、私も許す気はサラサラないとニヤリと笑ってやる。

 苦笑する保健医と今後どうするかを話していると、またノック音。


「ティア! カレシと例の女!」

「は?」


 一人が様子を見に行ってくれたかと思えば、そう訪問者を知らせてきた。

 どういうことかと私も見てみれば、怒った顔のソードと隣には右頬を赤くしたさっきの女ヴァネッサがいた。

 困り顔のレイを見る限り、ソード達にここにいると知らせてしまったのだろう。


「見損なったぞ、ティア!」

「は?」


 ソードが、私を怒鳴る。

 冷めた気持ちで、恋人の言葉を待つ。


「ヴァネッサを叩いたそうじゃないか! 見ろ! 腫れている!」

「……なんで私が叩くの?」

「アタシがソードとよく一緒にいるからって叩いたじゃん!!」


 ヴァネッサは私を木剣で叩いた時と違って、弱々しく涙声を上げた。


「嫉妬でこんなことをするなんて、サイテーだ! お前とは別れる!!」


「お、おいっ」

「ちょっと!」


 横にいるレイと保健室から覗いている後ろのクラスメイトが止めようとしたが、私が手を上げて止める。


 恋人の言い分を一切聞かず、私を責め立てる上に別れを言い放つカレシなんて、もう要らない。

 そもそもコイツが付け入る隙を見せて、略奪女を付け上がらせたのが悪い。


 私を蔑ろにする恋人なんて要らない。



「恋人を蔑ろにしておいて、ずいぶんなこと言うのね。他の女を優先する恋人なんてこっちから願い下げよ。ただじゃ済まさないから」



 ハッキリと言い切って、私はヴァネッサを睨んだ。


「お前! 反省しないのか!」

「私に反省する理由はない」

「もう行こう! ソード!」


 カッとなって真っ赤になって怒るソードの腕を掴んで、ヴァネッサはソードを連れてこの場をあとにした。

 私に勝ち誇った笑みを垣間見せて。


 残った私達に、気まずい空気が下りる。


「ティアーズ……」

「ティア! いいの!? このままで!」

「ふっ……このままにするわけないでしょ? こっちには証拠があるんだから」


 悪い笑みを浮かべる私は、いきり立つクラスメイトに答えてやった。



「ソードもあの略奪女も、破滅させてやる」


「「「!!」」」



 オレンジ色の玉を見せれば、レイ達は目を見開いて驚く。


「そういうことで、先生♡ ご協力お願いします♡」


 私はとびっきり甘えた声を出して、お願いした。


 ヴァネッサの所業を報告することは少し待ってほしい、と。


 最大なダメージを与えるために、タイミングは大事だ。


 散々愚痴を聞かせた残りのクラスメイトにも少しの協力を仰ぐために、全てを話した。


 それは最善の選択だった。

 何故なら、ソードのクラスも私が嫉妬でヴァネッサを叩いたと話されていたからだ。


 放課後には、私達のクラスはソードとヴァネッサのヘイトが爆発していたが、二人のクラスでは私のヘイトが爆発していたわけである。

 でも私のクラスは私の味方なので、バチバチの敵対関係が出来上がってしまった。



「ティアーズ、ごめん。オレがソード達を保健室に連れて行ったからあんなことになって」


 下校時にレイが私を引き留めてまで謝ってきたから、いいの、と笑っておく。


「どうせ遅かれ早かれだよ。レイが責任を感じることないよ」

「……ありがとう。怪我、大丈夫?」

「痛み止めの塗り薬を塗られまくったからその匂いでいっぱい。家で、自分で回復薬を調合して飲むよ。診断書はもうあるからね」


 回復薬を調合して飲めば、明日の朝には痣も消えてくれるだろう。家にある材料で足りるはずだ。


「……酷いよな」


 暗い顔をしたレイが、私の右手を壊れ物を扱うようにそっと掴んでくる。

 真剣な青い眼差しに、どきまぎしてしまった。


「ねぇ、オレも利用していいよ」


 そうレイは言い出した。


「オレと付き合ってるの見せれば、思い通りにいきやすいんじゃないかな」


 私の復讐計画がスムーズにいくかもしれない。

 確かにその通りだけれど。


「本当にそれだけでいいの?」

「えっ?」

「利用するだけでいいの?」

「っ!」


 それだけでいいのかと尋ねた。


 目を見開くレイは、途端に顔を真っ赤にする。

 パクパクと口を開閉させたけれど、やがて取り繕った。



「ティアーズが好き……だから、真剣交際をしたい。ずっと」



 そうやって告白をし直してくれた。


 いつからレイが気持ちを向けてくれていたかなんて知らない。

 でも、レイはそばにいてくれた。クラスメイトとして、友だちとして、その距離を保ってくれた。それだけでも、レイのことは人として好きである。比べては失礼なほどではあるが、元カレと大違い。


「私でよければ。レイをちゃんと好きになりたいから、カノジョにしてください」

「っ……ありがとう」


 レイは、耳まで真っ赤にした。

 長身でいつも見上げる形のレイって、照れると可愛いのね。



 レイは怪我を気遣って家の近くまで送ってくれた。その場所で翌朝も合流して登校する。


「怪我はどう?」

「自家製の回復薬飲んだらすっかり治ったよ」

「それはよかった」


 ホッと安心した様子のレイは、手を差し伸べた。


「手を繋いで登校しませんか? カノジョさん」


 なんて照れた笑み。


「しょうがない、手を繋いであげましょう。カレシさん」


 調子を合わせて、私はその手を取った。


 ご機嫌なレイと並んで歩いて登校すれば、校門前で元カレと略奪女とバッタリ遭遇。


 いっちょ前に傷ついた顔をする元カレにはイラッとさせられたが、その昼休みには略奪女も告白でもしたのか、元カレは腕に略奪女をぶら下げていた。


 レイが協力してくれたからこの通り、私の復讐計画はスムーズにいくわね。


 見事ソードの今カノの座を手に入れた略奪女ヴァネッサは、自分の味方を作るために被害者ぶることを忘れない。親しい間柄の生徒達にはすっかり舞台上のヒロインを演じ切っているらしい。


 その情報をくれたのは、ヴァネッサと同じクラスにいながら、こちらの方を味方してくれる元クラスメイト達だ。

 前から私と交際しているはずのソードに近い上、結局恋人の座を奪っているのだから不信感がマシマシなのだという。彼女達は、密告者になってくれた。


 ヴァネッサを嫉妬で叩いたと悪女として噂が広まるが、私のクラスメイトは対抗して嘘つきな上に暴力を振るったのはヴァネッサの方だと言い返してくれた。


 数週間で、校内全体に私達の噂はすっかり広まったそうだ。



 クラス二つがすっかり対立するこんな騒ぎになったところで、保健医の意見も取り入れてもらって、事態を収める全校集会が行われることになった。厳重注意をするのだろう。

 しかし、ここは私が狙った舞台だ。


「こんな大事になって! 謝れば許してやる!!」


 全生徒が集められる体育館に入るなり、待ち構えていたソードがやってきて上から目線なことを言ってきた。

 ついてきている略奪女ヴァネッサも、後ろでニヤニヤしている。

 何を勝ち誇った顔をしているんだろうか。いつから勝ったと錯覚しているのやら。


「ねぇ、ソード。あなた、ヴァネッサと付き合って幸せ?」

「は? 何が言いたい。卑怯なお前と付き合うより断然幸せに決まっているだろ!!」

「ソード!」


 言い切るソードに、ヴァネッサは感動したと頬を赤らめた。

 吐き気がする光景だ。


「そうよね。もうキスもした仲だもんね」


 と、私は嘲笑う。密告者からちゃんと二人の進展具合も調査済みである。


 キスもする仲に深まっていて、幸せじゃないとは言えまい。


 ソードが他の生徒達が聞き取る中、幸せ宣言もしたところで、ネタバラシをしよう。


 私はオレンジ色の玉を取り出して見せた。


「な、なんだ? 魔法道具か? 危害を加える気か?」


 何かしらの魔法道具だと警戒したソードが、ヴァネッサを庇いつつ距離を取る。


「これは記録玉」


 私が開発した魔法道具だ。


 それを握った私は、大きく振りかぶって、前方にぶん投げた。

 魔法に頼り切りな魔法使い科の生徒とは言え、これくらいの運動神経はある。


 ただ、体育館の入り口から教壇上の壁までは届かなくて、教壇上の教卓にぶつかった。まぁいいだろう。


 パリンと割れたオレンジ色の玉から光が漏れ出した。記録した映像を投影する魔法が漏れ出して、込められた魔力の分だけ再生を繰り返す。


 あの日、略奪女ヴァネッサが私にしたことが、教壇上で立体映像として上映されたのだ。


『ねぇ、いい加減、ソードと別れてくれない?』


「何あれ?」

「あれでしょ、問題の人。暴力振るわれたっていう先輩」


『なんであなたに言われなくちゃいけないの? ソードに言われるならまだしも、部外者に言われる筋合いない』


「うわ、修羅場映像じゃん」

「すごい魔法道具」


「「「きゃあ!?」」」


 興味津々で全校生徒が見える中、映像のヴァネッサが持っていた木剣を振り上げて私を殴り倒したことで、悲鳴が波のように巻き起こった。


「ち、違うっ!!」


 真っ青になってヴァネッサが否定するがかえって悪目立ちをする。

 何せ映像の彼女は。


『魔法使い科のくせに頭が悪いわね!! アンタなんてとっくに好きじゃないからカノジョやめろって言ってんの!!』


 醜い顔をして私に暴力を振るい続けるからだ。


 全校生徒が映像と本人を見て、軽蔑していた。

 大勢の侮蔑の眼差しに、耐えられないとかぶりを振るヴァネッサ。


「違う! 絶対違う!! まやかしだよ! ねぇソード!?」

「触るなっ!」


 ソードに追い縋ろうとしたが、ソードはヴァネッサの手を振り払った。


「違うって! もうやめてよ!!」


 悲鳴を上げるが、映像は止まらない。魔力を込めた分だけ再生が繰り返される仕様になっているから、私はありったけの魔力を込めた。その上、記録玉本体は壊れた。本来なら、もう不要なら残った魔力を吸い取れば止まるが、それがもう出来ない状態。

 つまり、あれは私が込めた魔力がなくなるまで延々と上映されるのだ。


「ティ、ティア、知らなかったんだ!」


 顔色が悪いソードが私に弁解でもしたかったのか手を伸ばすが、それを避けては教壇を指差してやる。

 倒れた私と暴行を続けたヴァネッサがいなくなったあとは、場面が切り替わり、私とレイとソードとヴァネッサが映し出された。


『見損なったぞ、ティア!』

『は?』

『ヴァネッサを叩いたそうじゃないか! 見ろ! 腫れている!』

『……なんで私が叩くの?』

『アタシがソードとよく一緒にいるからって叩いたじゃん!!』


 暴力を振るってきたのはヴァネッサだというのに、被害者面をする映像。


『嫉妬でこんなことをするなんて、サイテーだ! お前とは別れる!!』


 嘘をついた加害者を庇い、被害者である恋人に別れを言い渡すソード。


「言ったでしょ」と、私は本人に言ってやる。


『恋人を蔑ろにしておいて、ずいぶんなこと言うのね。他の女を優先する恋人なんてこっちから願い下げよ。ただじゃ済まさないから』


 映像の私は、そう言い返した。


 そして、映像はまた最初から再生される。


『ねぇ、いい加減、ソードと別れてくれない?』と。


「やめて! やめてって! やめろよぉお!!」


 ヴァネッサが絶叫しようが、教壇上の上映は止まらない。


「あなたに暴行された診断書なら、ちゃんと書いてもらったから。訴えさせてもらおう。あとは処罰を待つのね」

「あぁあああっ!!」


 死刑宣告にも似た私の宣告に、ヴァネッサは髪をぐしゃぐしゃにして頭を抱えて崩れ落ちた。



 これが私の復讐だ。


 暴力まで振るってきた略奪女ヴァネッサも、そんな女を優先して私を蔑ろにして信じなかった元カレのソードも、社会的に抹殺してやると決めた。絶対に許すつもりはないからね。



 全校集会は中断。ありったけ込めた魔力のせいで、例の上映は三日三晩は続いたらしい。


 ヴァネッサは映像という証拠と診断書という証明もあって、退学処分が決定した。


 ソードは実質罪はなくて処罰はないのだけれど、略奪女を信じて交際しキスまでして幸せと言い切った愚か者の彼も、学園に居座ることは出来なかったようで、すぐに退学していった。



 私が開発した記録玉は、この事件ですっかり有名となり、魔法道具業界で脚光を浴びることとなり、特許を受ける権利を得た。がっぽり稼げるのだ。怪我の功名だね。




「ティア」

「ん?」


 チュッと唇に軽くキスをされた。


 今カレのレイは、復讐を終えてから、我慢していたらしく、甘々となった。

 バレンタインの本命から義理チョコすらもキッパリと断るストイックなレイに、略奪女の影は一切ない。

 触れ合う距離を許すのも私のみ。

 今日も一緒に新しい魔法道具の開発に精を出していたけれど、隙あればイチャイチャしようとするんだから。


 まぁ、許してあげると、レイにも軽いキスを返してあげた。


 チュッ。



 end


3月にネタを書き留めたまま、書きたいなぁとぼんやり思っていた今回のざまぁモノ。昨日やっと書き始めて、サクッと読める感じに収めました!


証拠って大事。

元カレなんてさっさと見限ってキッチリ報復するつよつよヒロインでした!


スッキリしたのなら、

いいね、ポイント、ブクマ、よろしくお願いいたします!

2024/05/17◯

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