表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
88/119

#88 モヤモヤしよう 2

 あれだけ元気いっぱいに暴れまくってたベリリアが急におとなしくなると、おかしいを通り越して気味が悪い。


「どうしたんだよ」


 ノスビーが尋ねると、ベリリアはなぜかうっとりした様子。


「ダンジョンでアタイを助けてくれたときのボーイ、カッコよかったにゃりよ……」


 どうやらアヴァンカの攻撃からベリリアをかばったときのことを言ってるようだ。


「そ、そりゃどうも」


 急にほめられて、かえって落ち着かなくなるノスビー。けどそんな様子を無視して、ベリリアは一方的にノスビーへと抱きつく。


「にゃはー、ぶっちゃけ惚れたにゃり。今すぐこの場で抱かれたいにゃり」


「くっつかないでよ!」


 ノスビーの背中に身体をぎゅーぎゅー押しつけてくるベリリア。態度が変わっても、やってることは一貫してブレない。


「こんなことしてる場合じゃないよ!」


 ノスビーは叫んで、背中のベリリアを振り落としながら立ち上がる。


「ニャゴッ」


 落とされたベリリアが、後ろで頭を打っても気にしない。


「運営ちゃんを手伝わなきゃ」


「手伝うって、何を」


 カンキムにツッコまれて、ノスビーの動きが止まる。本気で何も考えてなかった模様。


「わかんないけど、このままジッとしてなんかいられないです!」


 そう言うと、そのまま食堂を飛び出す。ベリリアが頭にコブを作ったまま慌てて後を追うのを見送りながら、カンキムがつぶやく。


「いいねえ、若いねえ」


「年でいったら、姉御もそんなに違わないでやしょう」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ