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#78 イベントに参加しよう 2

 カンキムが言うとおり、今回のイベントは新人の冒険者をメインターゲットにしてる。


 だから報酬もまだ装備が整ってない新人にとってはありがたくても、ある程度レベルを上げた冒険者はもっと強い装備をすでに持ってる場合がほとんどで、参加するメリットはあまりない。


「実際、マリセラさんも参加しないみたいだし」


「それは僕も聞きました。残念ですけど、無理じいはできませんから」


 ノスビーたちが話してる一方、隣のテーブルではベリリアとバシャードがダラダラしてる。


「ひまーひまーにゃりよー。ボーイ、こんなとこでキン○マとお茶しててもしょうがないにゃり。さっさと行こうにゃりー」


「あんたも落ち着くでやす。クエストは逃げねえでやすよ」


「そういう問題じゃないにゃり! この何もしてない時間がムダだって言ってるにゃりよ! タイムイズマネー、ユーは1分間に何問正解できるにゃりか?」


「何の話だ」


 ノスビーに後頭部をぶん殴られて、ベリリアの顔面がテーブル上でバウンドする。


「後ろからとは卑怯にゃりよボーイ! アタイの頭はスイカじゃないにゃり!」


「知ってるよ。もう出発するぞ」


 見れば、ノスビーもカンキムもすっかりクエストに出る準備は整ってる。


「待つにゃり、まだアイスのお皿をペロペロしてないにゃり」


 こいつが一番時間をムダにしてる。

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