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#68 勧誘を受けよう
魔王スボラスからいきなり勧誘されて、困惑するノスビー。
けど、驚いてるのは彼だけじゃない。
「ちょっと、どういうことなんよ? ノスビーくんは冒険者なんよ?」
運営は驚きのあまり声をあげるし、マリセラも声には出さないけど明らかに動揺してる。
ちなみにベリリアはまだ寝てる。
「どういうこともない。そこそこ企画力があって、自分で考えて動くだけの能力もある。そして何より、若くて体力もある。我々シナリオチームに入ってくれれば、きっと戦力になってくれるだろう」
「それはそうやろうけど……」
そう答える運営の表情は硬い。シナリオチームが強化されるのは運営にとってもプラスだから、強く拒否もできない。
余裕の笑みを崩さないスボラスと、その魔王をにらむ運営。
周りのモンスターたちも口出しできない中、間に割って入ったのはマリセラだ。
「まあふたりとも落ち着け。お互いの思惑はわかるが、決めるのはノスビー本人だろう」
髪の中からワートが顔を出して、無言でこくこくうなずく。
「僕が……」




