#65 会議をしよう 3
「えーと、えーと」
運営からいきなり無茶振りされて、頭を抱えるノスビー。
しかもベリリアは隣で爆睡中。
いや、起きてても役には立たないけど。
「すいません、やっぱ僕思いつきません。さっきチュートリアルが終わったばっかりで、この後何をしたらいいかもわからないぐらいですし」
正直にぶっちゃけたノスビー。すると。
「なるほど、ストーリークエストへの導線が不十分なのか」
「改善が必要やね」
どうやらそれでよかったみたい。
「ええよ、そういうんを求めよったんよ。冒険者やってて困りよることがあったら、何でも教えてほしいんよ」
「そう言われると、えーと……。今、一番困ってるのはこいつですけど」
そう言って、まだ起きないベリリアを指さす。
「うーんむにゃむにゃ、もうリゾット的なものしか食べられないにゃり」
がっつり食う気じゃねえか。
「まあ、急にキャラの設定を変えるとこれまでの冒険者さんも困りよるし、それはあきらめてもらうしかないんよ」
「やっぱりそうですか……」
露骨にガッカリするノスビーに、運営は続ける。
「せやけど、これから新人さん向けのキャンペーンをやりよるけん、決して悪いようにはしないんよ」
ここでノスビーは、気になってたことを聞いてみた。




