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#64 会議をしよう 2
「それと翌日継続率ですが、やや下降傾向にあります。特に新規冒険者の離脱が目立っています」
「それはいけんね」
スケルトンの報告を聞いて、運営が表情をくもらせる。
その横で、ノスビーはこっそり隣のマリセラに尋ねた。
「翌日継続率って何ですか?」
「登録した冒険者のうち、次の日も冒険に参加する者の割合だ」
話してるのが聞こえたのか、運営が補足してきた。
「新規で登録してくれよった冒険者の半分以上が、次の日にはもうやめてしまいよるんよ」
「そんなに多いんですか!?」
驚きの声をあげながら、ノスビーは自分がこの島に来たときのことを思い出す。
港で船を降りたとき、入れ替わりで島を出る船に乗る人たちがいたけど、あれは冒険者をやめた人だったのか。
「それで、新人さんの継続率を上げるためにキャンペーンをしようと思いよるけん、新人さんの視点から意見を聞かせてほしいんよ」
そういう理由で自分がこの会議に呼ばれたのか、とノスビーは納得する。
納得はするけど、何を言えばいいやら見当がつかない。
さあ困った。




