#63 会議をしよう 1
「仲よくしよるみたいやね」
ノスビーがまだ立ち直れないところへ、運営とモビィがお菓子の載ったトレーを持って登場。
この状況をどう解釈したら、仲よくしてるように見えるんだ。
「にゃっほう、お菓子にゃり! 視界に入るすべてのお菓子はアタイのものにゃりよ!」
飛びつこうとするベリリアをノスビーがアルゼンチンバックブリーカーで捕らえてる間に、テーブルにお菓子が並べられる。
それを合図に、各自が席につく。特に席順とかが決まってるワケではないみたいで、ノスビーも適当に空いてるところに座った。
「それじゃ、会議を始めよるけん」
運営の一言で、ほんわかとしたムードの中、会議が始まる。
「まず先週の課金売り上げですが、2週連続で目標金額を達成しました」
スケルトンらしきモンスターが、手元の資料を読み上げる。見た目と言ってる内容のギャップが半端ない。
「おー」
「やったー」
スケルトンの報告を聞いて、周りからは歓声と拍手。意味がわかってないノスビーも、つられて手を叩いた。
おまえはアレか、授業参観日になると周りが手を挙げてるの見て、わかんないのに自分も挙げちゃうタイプか。
ノスビーが横を見ると、速攻でお菓子をたいらげたベリリアが爆睡してる。
何しに来たんだって思うけど、余計なことを言って邪魔されるよりはマシだ。




