#58 報告をしよう 2
「調子はどうなんよ」
「う、運営ちゃん!?」
ノスビー以上に、モビィが驚いてる。何かうしろめたいことでもあるのか。
「ドドドどうしました運営ちゃん。今日はミスなんかしてませんよ? ええしてませんとも!」
不審なぐらいうろたえるモビィはさておき、運営はノスビーに気づいて声をかける。
「あの後どうなんよ。元気にしよったん?」
「はい、今チュートリアルが終わったところです」
「それはよかったんよ」
にっこりほほ笑む運営。かわいい。
「あのー、それで今日はどんなご用で……」
モビィがおそるおそる尋ねると、運営はため息をつく。
「どうやら忘れよるみたいやね。お昼から会議やって言いよったやろ」
「あっ!」
驚きの声をあげるモビィ。ミスしてるじゃん。
「あわわ、また減給されちゃいますー」
頭を抱えるモビィは放置したまま、運営はノスビーのほうを見てポンと手を打つ。
「そうや、君も来よらん? お菓子もありよるけん」
「お菓子!?」
それを聞いたとたん、ずっと白目をむいてたベリリアが復活。
「絶対行くにゃり! ボーイが止めるなら殺してでも行くにゃり!」
「止めないよ」
それよりそんな理由で殺すな。
「僕でお役に立てるんでしたら」
「ほな決まりやね」
よくわからないまま、会議への参加が決まった。




