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#40 ガチャを回そう(再びノスビー編)
協会に戻ると、モビィが思い出したように言ってきた。
「そういえばノスビーさん、ベリリアと仲直りしたんですね」
「え?」
そういえば、ダンジョンに転送されるまではすぐに別のクルーに換えるつもりでいたんだった。
「ふふん、アタイの魅力にボーイはもうメロメロメロにゃり。もはや離れるなんて考えられないにゃりよ」
だからメロが多いって。
「……今すぐ離れたくなってきた」
ちょうど手元には、さっき運営からもらったマナがある。
「せっかくだから、回してみようか」
「にゃにゃ!?」
運営も、マナは循環させないといけないって言ってた。手元に置いておくよりも、使ってしまったほうがいい。
「ボーイ、考え直すにゃり。ボーイが望むにゃら、エッチなことしてあげてもいいにゃりから」
「そういうとこがイヤなんだよ!」
すがりつくベリリアを無視して、ガチャにマナを入れるノスビー。するとカプセルから出てきたのは――
「呼ばれて飛び出てにゃにゃにゃにゃーん! キトンインプのトラシアたんが、クバモリーゲの地に降臨にゃり! キラッ☆」
「ダブった!」
こいつ引き弱すぎ。




