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  作者: 稲荷 狐
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八話 復讐

素人ですが、頑張って書いたので、読んでもらえたら幸いです。

目の前には、死体が転がっている。戻って、きた。少し、期待してしまった。みんなが死んだのはただの夢で、あの少女も、あの部屋も、すべては昨日飲み過ぎたせいで見た悪夢なのだと。だが、違う。確実に三人は死んでいて、俺が見殺しにしてしまって。

今俺がやらなければいけない事はだだ一つ。仲間の死体を美味そうに食っているあの化け物を殺すことだ。あの時抜けなかった、腰に付けている剣を、抜く。まだ、気付かれていない。剣を振ったことも、ましてや人を殴ったこともないので、この化け物と正直切って戦えない。だから、不意を突くのだ。奴が俺にきずかないうちに握っている剣を奴に突きたてればいいのだ。できる。いまは加護がついている。奴が考えていることは丸分かりだ。

気付かれないよう細心の注意を払いながら奴に近ずく。確実に。

あと一歩で剣が届く所まで来た。心臓が痛い。尋常じゃないぐらいに鼓動がはやくなり、パンクしてしまいそうだ。落ち着け。あと一歩。この距離なら確実に当たる。静かに、力強く、剣を奴の背中にさす。

「よし!」

剣は奴の腹を貫いていた。

「え?なんだ?これ?ゴフッ。」

奴は何が起こったのか分かっていない様だ。

「なんで?なんで?お前、さっき殺した。なんで?なんで!!」

こっちがなんでだ!!なぜ死なない。腹を貫いているんだぞ!焦りで息が上がる。

「なんで?死んでない!殺したのに!なんで!なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで!!」

「ひっ」

奴の狂気にビビってしまって尻もちをつく。

「もういい。殺す。もう一回殺す。」

また、死ぬのか?嫌だ。それだけは嫌だ。

「死ねー!」

意味はないと分かっていても、とっさに腕で頭を隠す。

あ、れ?何も、起こらない?恐る恐る顔を上げてみた。なぜか、奴の頭がない。

「うわあ!」

横を見ると、奴の頭が転がっている。

「ああああああああ、誰だ!僕の首を切ったのは!」

うわ!首だけになっても喋っている。

「私だ。」

首が切られているのだ。切った人は当然いる。でも、女だ。その女は鎧をつけ、剣を奴の頭に向けている。

「君大丈夫か?」

俺に言っているのだろう。

「あ、ああ。でも、」

「すまない。」

「いや、貴方のせいじゃない。俺のせいだ。」

「おい、化け物。お前、この布からして、魔神教だな?しかも幹部だ。違うか?」

「二ヒヒ、お前らは近い将来必ず死ぬ。魔神によって。それまで、せいぜいあがいておけ。僕を魔神の元に!」

「!走れ!」

とっくに走ってる。奴は一瞬自爆のことを考えた。だから分かった。だが、間に合わない。

『バッーン!!』

風圧で飛ばされる。

「う!!」

頭が、いてぇ。頭を押さえた手を見ると、

「まじ、かよ。」

手には大量の血が付いていた。

「死、ぬ、、、」

だんだんと、意識が遠のいていくのが分かる。はは、また、死ぬのか?

遠のく意識の中、あの女の声だけが響いていた。



ありがとうございました。これからも頑張って書いていくので、よろしくお願いします。

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