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第21話

「わけがわからないわ……」


 わたしはイサクとの思い出のバラ園に座りグリーンのリボンに見入っていた。


「この手触り、この古さ……わたしがフランに預けたものだわ! でも、どうして殺人現場に……?」


 ポケットからイサクが最期にわたしに託した手紙を取り出した。


――パサッ!


「あっ!」


 一緒に、兵士が届けてくれたフラン宛にわたしが書いた古い手紙も出てきた。


「もしや……?」


 手紙を見て、ハタと思い当たった!

 もしや、リュゥフワ大公を殺した犯人はフランの伯父では?

 だとしたら、このリボンの謎も解ける! 

 それはいちばん最初にわたしがフランに宛てた手紙だった。

 宛名がシャルルになっている。


「そうだった……セカンドネームと知らずに最初はシャルル・ベネディクト宛てに出していたんだわ……。フランシスがファーストネームと知ったのは婚約式の直前だったわ」


 手紙の内容は6歳のこどもらしいかわいらしい内容だ。

 シャルルが寄こした手紙に描いてあった詩や鳥の絵をほめたたえ、もういちど会いたいと書いてある。

 

――パキッ!


「イサク?」


 音がして、思わずイサクの名を呼んでしまった。


「マリアン……すまない。君を見かけて……」

「……フラン」


 顔を上げるとフランが立っていた。

 そうだ、イサクのわけがない。

 彼は死んだのだ。

 そう思うと泣けてくる。


「こんなところでどうしたんだい? その……イサク殿のことはたいへん残念だ。彼がそんな犯罪を犯すとは思えない。なにかの間違いだと信じているよ」

「フラン、どうもありがとう……。わたしもイサクが犯罪者だなんて信じてないわ。殺されたことも……」

「マリアン、元気をだすんだ! もしも……行き場がなければうちにきたまえ! 部屋はたくさんある!」

「フラン……ありがたくお気持ちだけ受け取っておくわ……。そうだ! これを見て!」


 フランに、わたしが幼いころ彼に書いた手紙を見せた。


「これは……?」

「憶えてないのね……。あなたに宛てたわたしの昔の手紙よ。会って間もないときのものよ」

「えっ? そんな昔の……ぼく宛ての手紙だって? ちょっと待ってくれ! どうしてそれを、君が持っているんだ?」

「イサクの捜索隊の生き残りの兵士がいたでしょ? 彼がわたしに届けてくれたのよ」

「兵士? あの……亡くなった兵士かい?」

「ええ……役人の死体の内ポケットにあったそうよ」

「役人が? なんでまた?」

「さあ……」

「そうだわ! フラン、その手紙の宛名にあるとおり、村の名と場所はやはり現在廃村になっているところで間違いないわ。あなたはどうして廃村に居たのかしら……?」

「さあ……兵士の証言だと、顔に傷のある大男が盗賊のカシラだったそうじゃないか? マリアンが言っていた、わたしの伯父を名乗る男と同一人物だとしたら……わたしもその一味だったということか?」

「あなたが? その頃の記憶はないの?」

「ないよ……過去の記憶があるのは、マリアンとの婚約式のときだけだ。よっぽど、うれしかったんだろうな……君のピンクのドレスはよく憶えているよ。マリアンは大輪の花のようにかわいらしくよく笑っていた……」

「フラン……あなたもとても紳士だった……。ベネディクト男爵もよ。とても盗賊には見えなかったわ。いったい……何が本当の真実なのかしら」

「マリアン、あまり考え過ぎないことだ。トキが解決してくれるよ! イサク殿のことも、何もかも……」

「そうね……」

「マリアンを迎える準備はできている。前に君が受け取ってくれなかった宝石や贈り物も、まだぼくが保管したままだ。困ったことがあったら、いつでも頼ってきてくれ!」

「フラン……どうもありがとう……!」


 フランと別れ部屋にもどると、神妙な顔付きでモニカが待っていた。


「モニカ……どうしたの?」

「マリアン……。実は……来年の春までにあなたを解雇するように上から言われて……。わたしの田舎の農場でよければ、働き口を見つけてあげるよ? 辛い労働にもどることになるけれど……」

「モニカ……どうもありがとう……。イサクのせいね……? モニカは責任を感じないでちょうだい! でも、農場の件は考えさせてもらえませんか?」

「もちろんだよ! マリアン……力になれなくてごめんよ……。ことが大きすぎて……」

「そうよね……そうだわ……。イサクはいまや犯罪者。そしてわたしは、犯罪者の妻なのだわ……」


 国としても、犯罪者の妻を王城で働かせるわけにはいかないのだろう。


「このさきわたしは、いったい……どうしたらいいのだろう」


 フランの側室になるなんて、とてもじゃないが考えられない。

 だが、犯罪者の妻は王都では暮らしていけない。

 労働は辛いが、またどこかの農場で働くしかないのだろう。

 

 ◇ ◇ ◇ ◇


 あっという間に年が明け雪が解け、春が近づいてきた。

 信仰を失ったわたしは、ミサにも大聖堂にも行かずに新しい年を迎えた。

 

「じゃあ、マリアン……どうしても?」

「はい……。モニカ、最後にわたしのわがままを通させてちょうだい」


 フランの度重なるプロポーズを押しのけたわたしは、遂にイサクを捜すため旅立つ決意をした。

 ネイサンからは危険だからと猛反対された。

 それぐらいならフランの側室になれと。


 だが、わたしの意志は堅かった。

 イサクの生存はもう望めない。

 けれども彼の痕跡だけでも確かめておきたかった。

 イサクが最期を遂げたその場所に行きたい。

 ただただ、イサクのことしか頭になかった。


「マリアン! イサク殿の捜索に行くって本当かい? 考えられない! やめてくれ! いますぐぼくと結婚してくれ!」

「フラン……」


 フランがやってきた。

 どこかでわたしが旅立つことを聞きつけてきたのだろう。


「危険だよ! わかっているだろう!」

「……だけど、わたしは納得できないの! この目でイサクの最期の場所を見とどけてくるわ!」

「マリアン……意志は堅いのかい?」

「ええ」

「どうしても?」

「はい」

 

 執拗なフランの説得にも、わたしは首を縦に振らなかった。


――トントンッ!


「失礼! お取り込み中かな?」

「えっ?」


 開け放したわたしの部屋のドアの前に初老の紳士が立っていた。

 いつかの調査官だ!


「あなたは……!」

「ネイサン殿からいろいろお聴きしました。亡くなった兵士から届けられた手紙はどこです?」

「ここです!」

 

 ポケットからフラン宛のむかしの手紙を取り出し調査官に渡した。


――バサリッ。


 彼は封筒から手紙を取り出すと読みはじめた。

 

「ここをご覧なさい! 訂正がしてある!」

「えっ? は、はい……そうですね」


 指摘されるまで気づかなかったが、たしかに手紙のスペルや言い回しの間違いに添削がされていた。


「無意識に添削したんだ! 封筒の裏にメモ書きもされている! この手紙の宛名人は子供だろう?」

「8歳の男の子に宛てた手紙ですが……」

「つまり、この手紙に宛名人以外の第3者の大人が関与していたという証拠だ!」

「第3者が……?」

「君! いったい何事だ! 失礼じゃないか!」

「これはこれは……シャルル大公殿下! こんなところで何を?」

「……彼女とは前々からの知り合いでね。手紙を彼女に返したまえ! もともとはぼく宛の物だ!」

「シャルル大公、この手紙の宛名にシャルル・ベネディクトとありますが、これは昔のあなたに宛てた物ですか?」

「……さあ……知ってのとおり、ぼくには過去の記憶がないからわからないよ。マリアンはそうだと言っているが」

「ほう……なかなか複雑な事情がありそうですな。では、マリアンヌ殿! その手紙をわたくしに預からせていただけませんか?」

「えっ? で、でも……それは……イサクが最期にわたしに託した大切な手紙です。わたしはこれから、イサクを捜す旅に出ます。ですから、その手紙はお守り代わりに持って行きたいのです」

「なに? イサク殿の捜索に参られるか? あなたはまだ知らされていないのですか?」

「何をでしょう?」

「例の廃村が火事で全焼しました。焼け跡からイサク殿と捜索隊及び失踪した役人の遺体が発見されました」

「な、なんですって! イ、イサクの……? それは、本当に……?」


 調査官の言葉が信じられなかった。

 まさか本当に、イサクの遺体が?


「なんだと! それはほんとうのことか? なんでまた、そんなところから……?」

「火事で焼けてしまったようで遺体の損傷が激しく服も身につけていませんでしたが、骨の数はあっていたそうです」

「うそよ! イサクじゃない! イサクじゃないわ! 別人の骨よ!」

「しかし……状況的にはまちがいないそうです。そのまま廃村の近くの共同墓地に埋めたそうです」

「なんですって! なんでよ! 見せて! わたしに骨を見せてよ!」

「マリアン……運べないぐらいひどい状態だったのだろう。見ないほうがいい」

「だって……いやよ! イサク! イサクー! わああー……っ!」


 わたしはその場で泣き崩れた。

 では、イサクは川辺で殺され廃村に打ち捨てられていたのか。

 すべての希望が絶たれてしまった。


「マリアン……旅立つのはやめて、王都で彼の魂が安らかに眠れるよう神に祈ろう……」

「フラン、行かせて! イサクが最期を遂げた川辺と、彼の亡骸が眠る墓地へ!」

「マリアン……」

「ではマリアンヌ殿、この手紙はわたくしに預からせてください。必ずあとでお返しいたしますので」

「調査官さま……わかりました。では、そのままお持ちください」

「マリアンヌ殿、旅立たれるなら、屈強な戦士をお供におつけいたしましょう!」

「それは……」

「待て! だったら、マリアン! ぼくが行く! ぼくが行けばお供も自然についてくるから!」

「シャルル大公……あなたはいま、亡きお義父上の跡継ぎとして大切な身では?」

「いいや! 大事な人が運命の岐路に立たされているんだ! 行かないわけにはいかない!」

「フラン……」

「さっそく旅の手配をしてくる! では、あとで遣いをよこすから!」

「あっ! フラン!」


――ダダダダッダダダダッ……!


 フランは行ってしまった。

 どうしよう。

 フランと一緒に旅に行くわけにはいかないのに。


「マリアンヌ殿」

「はい……」

「わたくしは以前、殺された役人に調査を頼んだと言いましたね?」

「はい、わたしはそのことがずっと気になっておりました」

「わたくしは3年前フランシス・ベネディクトを調べる際、イサク殿の調査申請書に書かれていた顔に傷のある大男に心当たりがありました」

「なんですって! それは本当ですか?」

「はい。話を統合すると、フランシス・ベネディクトの伯父を名乗っていたベネディクト男爵なる者が盗賊団のカシラだった可能性は高い。わたくしはあなたの戸籍を取りに行く予定だった役人に金貨を持たせ、傷のある大男を調査してきて欲しいと頼みました」

「金貨を……? では、川底に落ちていた金貨はあなたが……?」

「その金貨はわたくしが役人に渡した物でありません。もっとも……ネイサン殿が駆けつけたときには、川底に金貨は1枚も無かったそうですが」

「金貨が無くなっていたのですか? いったい、誰が……?」

「それは、わかりません。盗賊たちは金が命です。役人には盗賊たちに金貨をチラつかせ、もっと欲しければ盗賊のカシラの情報を寄こすよう取り引きしてくれと伝えました。そのため、役人にかなりの額の金貨を渡しました。盗賊は金さえあれば口を割りますからね。今日、殺された役人の家をやっと調べることができました。死亡が確認されたからです。大量の金貨が出てきました。わたくしが渡した物です。役人はわたくしから受け取った金貨を自宅に隠し、こっそり傷のある大男と連絡を取り合ったにちがいありません。調査したところ、役人と傷のある大男はむかしの同僚でした。わたしの落ち度です……わたくしは、敵の知り合いに調査を依頼してしまったのです!」

「なんですって! では、あのとき……!」

「見たのですか? その傷のある大男を? どこで?」

「はい……3年前の暮れに王都で2度」

「そうでしたか……! ヤツは王都に来ていたのか! 彼はあなたのことを?」

「1度目はこちらから一方的に見かけただけですが、ミサのときは明らかに向こうがわたしを見ていました」

「その後は?」

「1度も見かけていません」

「では、そのあと役人と王都を出ていったのか……。殺された役人はあなたの戸籍を取りに村へ行く際、なぜか供も連れずにたった1人で出発しました。雪の降るクリスマスの日に……」

「雪の中をですか?」

「はい……雪で役人の捜索は難航しました。捜索隊自体が出発できなくて……。そのときの馬車の御者が、おそらく傷のある大男だったのだろう」

「役人はどうしてわたしの手紙を持っていたのでしょう?」

「さあ……。だが、傷のある大男から受け取ったことは確かでしょうな……。その手紙に何か重要なことを書いた憶えは?」

「わかりません。ただの……こどもの書いた手紙ですから……。フランの手紙は素晴らしかったわ。特に絵が画家のように上手でした。わたしも真似して、フランにもらったネックレスの絵を描いたりしました。とても見られたものではなかったけれど……」

「絵? 手紙にプロ級の絵が描いてあったのですか?」

「はい……」

「ますます知っている人物に間違いないな……」

「フランの伯父の正体は、誰なんですか?」

「……今は言えません。あくまで憶測ですからね。ところで、本当にシャルル大公と捜索に行くおつもりですか?」

「はい。フランと一緒に行くかはわかりませんが、必ず行きます!」

「あなたの意志は堅いようだ……くれぐれも気をつけて! なにかあったらわたくしのところへ連絡なさい!」

「はい、わかりました!」


 ◇ ◇ ◇ ◇


――ガラガラガラガラッ! ガラガラガラガラッ!

――パカッパカッパカッパカッ! パカッパカッパカッパカッ! 


「マリアンー! 気をつけるのよー!」

「マリアン! 油断するなよ!」

「モニカー! ネイサンー!」


 2日後、わたしは見送るネイサンとモニカに手を振りながらフランと護衛と供に王都を出発した。

 王都を出るのは実に3年ぶりだ。

 不安も大きいが、それよりもイサクの足跡を辿りたい想いのほうが強かった。


「マリアン……悔やんでも悔やみきれないよ。あのとき、君のキスの願いに応えていれば……。少しでも時間がずれていれば……ぼくも君の父上も川へ落ちずに君の元へもどり結婚式を挙げていたはずだ。そしていまごろは……かわいい子供たちに囲まれて君とあの村で……。村も火事にならなかったはずだ……。マリアン……どんなに大きなお屋敷も宝石や財宝も、本当の愛には叶わない。そう思わないかい?」

「そうね……フラン。それをあなたの奥方とまっとうすべきだわ」

「……マリアン、この旅が終わったら……君はぼくと結婚してくれるのかい?」

「フラン……答えはノーよ。わたしが愛する男性は、生涯イサクただひとりなの」

「マリアン……。一途な君は6年前にぼくの死を知ったときもそう誓ったはずだ」

「フラン……」

「だからぼくもあきらめないよ。お互いがちがうパートナーに回り道してしまったが、また結ばれる。そんな運命だと思わないかい?」

「そんな風には思えない。やめてちょうだい!」

「わかったよ……ごめんよ」


 白馬に乗ったフランが馬上から話しかけてくる。

 馬車の中から白馬にまたがるフランを見上げる。

 彼はとても複雑な表情をしていた。

 6年前、彼を見送ったときもこんな風に白馬に乗っていた。

 同じ場面の再現になぜか背筋がゾッとした。


 ◇ ◇ ◇ ◇


 2日後、焼けタダれた廃村に到着した。

 そこはすっかり焼け野原となっていた。


「ここが……イサクの遺体が発見されたかつてフランが住んでいた廃村。フラン……やはり、この辺りに憶えはないの?」

「マリアン、すまないがサッパリだ。建物でも残っていればよかったのだが」

「そうね……」

「それよりもいそごう。墓地はこの先だ。その手前にイサク殿が襲われた川があるらしい。みんな! 用心していけよ!」

「「「ハッ!」」」


――パカッパカッパカッパカッ! パカッパカッパカッパカッ!

――ガラガラガラガラッ! ガラガラガラガラッ!


 大通りを進んでいくと、亡くなった兵士が言っていたとおり右手に馬車が通れるぐらいの横道があった。

 そこを折れてしばらく行くと川が見えてきた。

 この川の上流に滝があるらしい。

 川は雪解け水で増水し激しい急流を形成していた。

 落ちたらひとたまりもないだろう。


――ゴオオオオー……ッ!

――パカッパカッパカッパカッ、パカッパカッパカッパカッ……。

――ガラガラガラガラッ、ガラガラガラガラッ……。


 川沿いを慎重に上流へ向かって進んでいった。

 大きな木が見えてきた。


「フラン……あそこね……あそこでイサクが……!」

「ああ……おや? 誰かがあとをつけてきている! ぼくが見てくる! ここで待っていてくれ! ハアッ!」


――パカッパカッパカッパカッ!


 フランがもと来た道を戻っていった。


 そのとき!


――ヒューンッ!


「ぎゃああっ!」


――ドサーッ!


――ヒューンッ! ヒュンッ!


「うっ……!」

「ぐぬぅ……っ!」

「うわああーっ! 敵だー!」


――ドサーッ! ドサッ!


――ガラガラガラガラッ! ガラガラガラガラッ!

――パカッパカッパカッパカッ!


 馬車に乗っているわたしには、何が起きたか一瞬わからなかった。 

 首を伸ばし走り続ける馬車の窓から外を見た。


――ヒューンッ!


「うぎゃああーっ!」


――ドサリッ!


「たいへんだー!」

「きゃああああーっ! いったい……どうしたら……!」


 矢が――どこからか矢が放たれ、衛兵たちを次々と射殺していく!

 いそいで首を引っ込めた。


――ガラガラガラガラッ! ガラガラガラガラッ!


――ヒューンッ!


「ぎゃああーっ!」


――ドサアアーッ!


 目の前で馬車の御者が馬車から転げ落ちる!


――ガラガラ、ガラガラッ! ガラガラ、ガラガラッ!


 全速力で走っていた馬車がとつぜん右に傾いた!

 足下の車輪からキシみ音がしてきた!


――ガラッガラッガラッ……ギギギギギギーッ! ガコーオオオーンッ!


 滝に近づいたのだろう。

 川の音が激しさを増していく。


――ゴオオオオー……ッ! ゴオオオオー……ッ!


 その音をわたしは一生わすれることができないだろう。

 耳の奥底まで轟き渡る地獄へ落ちる断末魔の叫び声。


――ガラゴロガラゴロオオオオーッ……!


「きゃああああーああああー……!」


 わたしを乗せた馬車が真っ逆さまに滝壺へと落ちていった!

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