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当日・決勝6 鴨居3
輪は右コーナーが攻め切れていなかった。
公道では右コーナーは対向車線で、
インまで攻めることはない。
その癖が抜けていないのだ。
その甘いところを見逃さなかった。
理香は理解した瞬間、輪のインに飛び込んでいった。
横目にビクッとした輪が見えた。
きっと後ろからくることなど考えずに、
前を走る小机をやっきになって追っていたのだろう。
飛び込んだら、あとは簡単だった。
何せ、制動力も加速力も旋回力も理香の箒が突き抜けている。
輪を追い越して、小机を追いかける。
次回が最終回の予定です。時間かかりました(笑)




