表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ライディング!  作者: hungry
18/30

当日・午前3

「多いな・・」


八王子がつぶやいた。


「まっ、エアクリ塞いで調整するか」

あっけらかんと言う。


「なんで!聞かなかったのはそっちだろう?」

「不平等ではレースにならん。レギュレーションってのがあるんだよ。だいだいそんな勝ち方してうれしいのか?正々堂々、相手と同程度のマシンに乗って勝つから自分が優れているのが証明されるのだろう?」


「ぐっ・・・」

淵野辺はちょっとひるんだが、

「そもそも、平等ではないだろう。俺のバイクが一番重い。ハンデとして許せよ!」


「いいでしょう」

小机が口を挟む。

「そこまでして勝ちたいなら、ハンデとしてさしあげますよ。大体、実績のないただの一般人とチャンプの僕と同等であるはずがないですし」


軽く咳ばらいをし、

「それに鴨井理香にはかなわないでしょうしね。そのままで良いですから、プラクティスいってきてくださいよ」


「ありがとうございます、チャンプ。ぶっちぎって恩に報いたいと思います。」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ