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プロローグ
その日が世界を動かす運命の日になる。
この世界には『科学』が存在する。
そしてそれは、毎日の生活には欠かせないものだ。
無くなればこの世に大変な混乱を招くだろう。
「この世界に『科学』がある限り俺の理想の世界は出来ない・・・!
だが、それも今日で終わりだ。楽しませてもらったよ今まで」
雲ひとつない空に立っている男はそうつぶやく。
この男がこの世界に災悪をもたらす。
この男が引き起こした出来事は後に名前がつけられ語り継がれていく。
「ORIGIN OF LIFE(生命の起源)」通称「オリジン」と・・・。