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透明人間

透明人間

生きてる意味はあるのかと

問い続けながら




スポットライトが

自分を照らしても

それに応えることさえ出来ない


笑った顔

誰も見てくれないが

泣いた顔も

誰も見てくれない


しょっぱい雫が落ちてった



ここにいるぞ

目に見えないけど

役になんか立たないんだけど

それでも誰かに

知っててほしい




今日も夜が来た

透明人間

暇を持て余し

公園のブランコなんかに乗って

揺れてみるんだけど

道行く人は恐怖の目



透明人間

旅をしない

道に迷うのが怖いから


誰にも気づいて貰えずに

助けてもらうことさえきっと出来ないから




透明人間

自分でさえ自分のことが見えない

だけど自分は確かにココに

存在している


生きてる意味は

それで十分

それしかない




人は誰しも独りだろう

みんなホントは透明人間


大事なモノは目に見えないよ

手探りで触れることしか出来ないよ

ひとりで泣いてなんかいないでよ

僕と手をつないで



見えなくたって触れられる

繋いだ手のあったかさ

それさえあれば

きっと十分だ



君はそのままで大丈夫

心はずっと透明なまま






最後ちょっとカッコつけ(笑)

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