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ワイルドカードなんて聞いてない?!

 辺りは急に無人になった。

 ホールには、テロリスト集団とステージ上のアイドルグループの人質だけが残っているはずだ。


 俺はスピードに異能の力を使い。全速力で会場を走り通すと、ステージ上に飛び込んだ。


「う!! なんて? 華やかなんだ! アイドルグループはみんな可愛いらしい服装で……これはなかなか……はれ? あの派手な服装のアイドルグループはどこの国かな?」


 広々としたステージには、今朝にテレビで観たアイドルグループたちと、テロリスト集団の残り。後、派手な服を着ている男の司会者がいた。


 テロリスト集団から俺は、一斉にサブマシンガンを向けられる。


「Strategy! Did you mess up? !」

(作戦! しくじったか?!)


「Wait! There's no point in shooting! He's a person with extraordinary abilities!」

(待て! 撃っても無駄だ! 異能力者だ!)


 そう制したテロリスト集団のリーダーのような男が、音もなく歩いてきて、俺と対峙した。


「Where did you come in from? Which government does it belong to?」

(どこから入ってきた? どこの政府のものだ?)

「また。英語ーーー!」

「What?」

(なんだ?)

「英語。さっぱりわかりませんよー」


「Don't understand the language?」

(言葉がわからない?)

「さっぱりわかりません」

「Maybe? Is it from the government?」

(もしかして? 例の政府のものか?)

「何言ってるんだ?? 誰か教えてくれー」

「Have you finally arrived? Then it's easy」

(やっときたか。それなら、話は簡単だ)

「うん??」


「Request classified documents from a deserter」

(脱走兵からの機密文書を要求する)


「は?! 英語さっぱりわかりませんねえ」


 俺は終始。テロリスト集団のリーダーの声にリアクションに困っていた。

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