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おむつをはいたお姫様のヘンテコシンデレラストーリー

目が覚めると

知らない天井、知らない部屋にいた

そうか、あの後車で寝ちゃった私はベットで寝かされたんだ

ところでここは誰のお部屋だろう?

「目は覚めたか?」

目の間にいたのは昨日出会った王子ユーキスだ

ということはここは

「殿下のお部屋・・・」

「まぁな」

そこで、私はあることに気づいた

今まで雨の水分や自分の出した尿で

気持ちの悪かったおむつがマルっきり新しいの変わっていた

つまりこの状況から導き出される答えは一つ・・・

「私のおむつ変えたんですか?」

私のおむつは王子が替えてくれたのでしょうか?

私は顔を真っ赤にしてそう聞いた

「ああ・・・すまない汚れてたもんで」

「ああうう・・・ごめんなさい」

「汚い物を見せてしまって・・・」

あまりの恥ずかしさに俯いていた

顔から火がでそうなくらい顔が熱い

羞恥心でどうにかなりそう!

こんな姿を晒すくらいならいっそ殺してくれとすら思えた

「謝らなくていい、急いでたからしっかり見てたわけじゃない」

「むしろ凄く綺麗だった・・・生えてもなかったのは驚いたがな」

そう言う殿下の顔は顔を赤くして目を逸らしながら少し照れていた

「孤児院で世話してる赤ちゃんと同じだった」

「え?私赤ちゃんと同レベルってことですか!?」

「ああ正直、可愛すぎて滅茶苦茶甘やかしたい」

赤ちゃんと同レベルの肌やお股という事実に、喜んでいいのか悲しいんだか・・・

というかこの人、小さい子に欲情する変態なのでは!?

なんかすっごい良い笑顔で言ってるけど!

それしても、昨日会った時は夜だからよく分からなったけど

美形で綺麗な顔だ、思わず見惚れてしまう程の

笑顔・・・

・・・あれ?

そんな時、ふと記憶が蘇った

私はこの人とどこかであったことがある気がする、彼の笑った顔に見覚えがある

「あの・・・そうおいえば陛下とはどこかでお会いしたことがあるような・・・・海とかで」

思い出した10歳の時、海辺で魔法の練習をしていた時に出会った男の子だ

あの時はただの親切な男の子だと思っていたけで、

「覚えてくれてたのか!そうその時の俺だ」

殿下のことを思い出した私に彼は嬉しそうに喜んでくれた

そして抱き着いてきた

「殿下・・・何を!?」

私は急なことで心臓がバクバクなっていた

体が顔がち、ちかい・・・私がドキドキしてること殿下に知られちゃう!

「おっとすまない、それと陛下呼びはやめてくれ、せめてユーキス様だな」

距離が近いことに気づいてくれた彼は、肩を持ちながらすぐ離してくれた

「は、はいユーキス様」

彼に様付けとはいえ名前呼びする言われ

私は二つ返事で了承してしまった

「ついてこい、いくとこがある」

様に衝撃的な一言を言われた

「君はこれから俺の婚約者であると同時に軍人になる」

今日から様の婚約者で・・・軍人!?

「ええ・・・」

「ええーーーー!」

私はまた彼に手を引かれて目的の場所まで歩かされていた


その後連れてこれた場所は軍の宿舎

しかもここは、第三帝国に抵抗するために各国が結託して創設した国際的合同軍事組織

通称ユニオール連合国軍の基地だ

そこには、4人の男女がいた

なんか皆目が鋭い

こちらを値踏みするかのように見られている

「紹介しよう、今日からここの一員となるだ」

「よ、よろしくお願いします」

私はその場の雰囲気に飲まれてとりあえず勢いで挨拶してまう

「私は大東方帝国の皇族、清水と申します」

肌の色が少し黄色ががっている・・・東の国人だろうか、黒髪で落ち着いた雰囲気の人だ

「俺はアメリア大陸出身の大統領の息子エイブラムス、ガンマンでフロンティアスピリッツさ」

そしてこちらはカウボーイハットを被って革製のジャケットを着ている、陽気そうな茶髪の男だ

「・・・シベリア帝国の雷帝の子エモスキーだ」

三人目は銀髪で大柄で寡黙そうな男の人

「フラン公国のキャサリンです、よろしくお願いいたしますわ」

最後は女の人で、貴族的な優雅な気品をある女性だ

「君は素質がある、水素エンジンを使うS.VIIこいつと」

宿舎の外には5~6mくらいの細長い胴体に先端にはプロペラ、左右に計4対の羽が均等に並んでいる

空を飛ぶために機械、飛行機という概念を生み出した物

複葉機があった

「君は今からユニオール連合国軍独立第1飛行隊の一員だ」

「歓迎しよう」

「今日から戦いと冒険の日々だ」

この日から、世界中を冒険して戦って人を助け王子様に溺愛されるような

おむつをはいたお姫様のヘンテコシンデレラストーリー

私の新たな世界が始まった

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