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5.なろうエッセイ・批判系エッセイ(過去作は検索除外しているのでこちらから)

少し前のなろうから、「感想について」を掘り起こしてみる。

2021/12/4 タイトル中の「感想欄について」を「感想について」に修正。……そこは間違えてはいけないところですよね、やっぱり。 orz

 最近、エッセイジャンルで感想欄についての話題が色々と話題に上りました。まあ、昔からある話題ですよね。答えのない話題でもあるし、色々な考え方があって良いとは思います。なので、定期的に話題になるのは悪いことじゃないのかなと、まるで他人事のように眺めていたのですが。そんな中、ふと思ったのです。


――そういえば、昔は『マニュアルの「感想について」のページを見よう』で済んでたなぁ、と。


 以前は、小説家になろうの各種マニュアルの中の「感想について」というページに、常識的だけどかなりいいことが書いてあったのです。……あの記載、個人的にはとても好きだったのですが、小説家になろうが改修を重ねるうちに消えてしまいまして。


 で、実はこっそりと保存してあったので、どんな内容が書いてあったのか久しぶりに眺めてみたのですよ。で、思ったのです。やっぱりね、これがマニュアルに書かれていた頃は色々と良かったなぁって。


 という訳で、以下に、当時(2019年3月30日時点)マニュアルの「感想について」のページにどんなことが書かれていたのか、短くまとめたものを記してみます。


 なお、以下の記述は Wayback Machine より取得した2019年3月30日時点での小説家になろうの「感想について」ページ(https://web.archive.org/web/20190330081907/https://syosetu.com/man/impression/)を元に作成しています。ちゃんとした内容を知りたい方はそちらへどうぞ。


―――――――――――――――――――――――


感想の書き方:

 感想は自由にお書きください。「良い点」「気になる点」「一言」とありますが、全ての項目を書かなくてはいけないわけではありません。 どれか一つで構いません。


各種入力項目について:

 「良い点」「気になる点」「一言」について、何を書いたらいいのか迷ったら以下の内容を参考にしてください。そもそもは感想送信者の言いたいことが「良い点」なのか「気になる点」なのか、もしくはそれ以外なのかを作者へ伝わりやすくするために出来た機能です。

 以下に記載する内容は「この通りにしなければならない」のではなく、「こう書くほうが望ましい」という程度のことです。書き込みに関して利用規約以外に適用されるルールは特にありませんので、気軽にご利用ください。


良い点:

 良い点がある場合はできるだけ具体的にお書きください。「面白かった」「良かった」のみがダメだということではなく、せっかく書き込むのであれば「何が良かったのか」も添えてもらえるとより作者の励みになるのではないかと思います。


気になる点:

 気になる点がある場合はできるだけ具体的にお書きください。もし指摘することで作品の向上に繋がることがあれば、「どこがどう気になったのか」まで書いていただけると助かるかな、と思います。「あっさり終わってしまったのだがとても残念」「主人公を最後の戦いでもっと活躍させたり、主人公の友人達の会話をもうすこし増やしたほうがよかったと思います」このように、どうすればより良くなるかのアドバイスがあれば作品の向上にも繋がります。但し、作者がそのアドバイスを厳守する義務はありません。そのとおりに手直しをしないからという理由で、作者を見下げたり人格を否定したりするような内容を書き込むことはおやめください。


一言:

 「特に良い点・気になる点を言いたいわけじゃないけど項目分かれてるし…」「全体的な作風が好きだけど特に良い点って言われると難しいから一言に書きたい。でも良い点ってことだから『良い点』の方に書くべき?」「具体的にとかじゃなくて、もっと軽く書いたらダメかな」感想の中にはこのようなものもあるかと思います。そういうときは「一言」にお書きください。


感想を書く際の注意事項:

 姿は見えなくても人と人とのコミュニケーションはきちんとしましょう。初対面なら挨拶する、敬語を使う、お礼を言う、実際相手を目の前にしたときに「失礼」だと思うことはしない ……などなど、基本的なコミュニケーション方法はネットも一緒。

 文章を投稿するサイトだからこそ、相手へちゃんと意思を伝えられるように書きましょう!


荒らし行為の基準:

 意味を為さない日本語(「ああああ」「あひゃひゃひゃひゃ」等)

 作者に対する中傷(「この作者はアホだ!」「才能ない」等)

 命令調・攻撃的な言葉などで書いている(「連載やめろ!」「ふざけんじゃねえぞ!!」等)

 正論でない、あきらかにおかしい内容である場合(言いがかり、違う作者・作品に対する感想を書いている等)

 固有名詞を含まない内容

 小説の文字数に関する指摘

 小説本文に関しない感想

 小説閲覧ページのレイアウトに関する意見

 催促して作者を追い詰めるような行為

 評価・感想依頼


感想欄は作品に対しての感想を述べたり、作品の向上のための指摘を行う場所です。

以上に同意いただけない場合、せっかくの感想が作者によって予告なく削除される場合があります。場合によってはユーザブロック機能が使用されることもありますのでご注意ください。


―――――――――――――――――――――――


 と、こんなことが書かれていた訳です。そうですね、「荒らし行為の基準」は今となっては微妙なのもありますが、ファンタジー小説の感想に冗談(本人談)のつもりで「これって実話ですよね?」とか書いてくる人もいましたからね。こういう書き込みも個人の裁量で荒らし(言いがかり)と判定していいと私は思いますが、その時に「こういうのは荒らしだよ」とどこかに書いてくれていると、精神的に楽なのは確かです。特に活動を始めたばかりでおっかなびっくりな時は。


 今は、こういったことがどこにも明記されていません。でも、作者が自分の裁量でこういった基準を設けてその通りに運用するのが悪い訳ではないと思います。


 そして、「気になる点」に書かれている文章は、要するに「悪い点」を指摘するときの書き方について書かれています。悪い点を指摘するのは良い点を伝えるよりも難しいからでしょうね、より多くの文字を割いて、丁寧に説明しています。

 同時に、(ある意味当然のことですが)悪い点を指摘すると相手が傷つくとか不快に思うとか、そういったことへの言及はありません。礼儀を守って人と人とのコミュニケーションということを意識するのであれば、悪い点を指摘することも作品の向上につながることもあるし、そういうことを意識して書いてほしい、でもそれを受け入れる義務が作者にある訳でもない、そういったとこが丁寧に書かれているのだと思います。


 そこにあるのは、作者(人)には礼儀を持って接すること、作品には向上を願うこと、それぞれを求める姿勢だと思います。


 ここに書かれていることは、昔からここで活動している作者にはおなじみな判断基準です。今、感想欄で悩んでいる作者の方は、過去の「感想について」ページを見て、色々と参考にしても良いのかなと、個人的には思っています。


  ◇


 ここにあげた過去の「感想について」の記載内容は、全員に「こうあるべき」と言えるような内容の文章ではないと思います。ここは人の偏り方が激しくて、ランキング上位の、ブクマが3桁4桁5桁もあるようなつよつよ作品には途方もない数の読者がいますし、私のような、最近処女作が初の100pに届いたと喜んでいるようなよわよわ作家には、そもそも感想を書いてくれる人自体がほとんどいません。


 個人差もあるとは思いますが、万を超える読者を抱える作者が、例えば悪い点を丁寧に、より具体的に書いてほしいかと言えば、正直微妙だと思います。甲子園で戦う全国トップクラスのアマチュア野球選手が、観客席から飛んでくる幾万もの「あれを振っちゃいかんだろ」という声をいちいち聞くことなんてできないと思いますし、仮にその声が「1アウト1、3塁、1点取れば勝ち越しの場面なら当然相手はゲッツーを狙ってくる云々……」という、より具体的でわかりやすい幾万もの声になれば良いかと言うと、それも違うと思います。


 でも、私のような、十分に対応できるだけの数しか感想の来ない人にとっては、ここに書かれていた内容というのは、本当にありがたい内容だったのですよ。もちろん個人差があることだとは思いますが、そう感じる人(作者)も、かなり多いのではないかと思います。


……まあ、エッセイの感想欄は、それなりに「この作者はアホだ!」的な発言が飛んできたりしますし、それを「エッセイだから」の一言で済ませちゃったりもしますが。まあエッセイは小説とは違いますからね。その辺りはしょうがないと思います。


 要するに、過去の「感想について」の記載内容は、十分に対応できるだけの感想しかこない、たぶん大多数の「小説を書く作者」にはよくできていたけど、最も数が多いであろう「ランキング上位作品を読む読者」にはあまりふさわしくない、そんな内容だったと思います。


 そりゃあ、修正されてしまうのもしょうがない、むしろ修正するのが遅かったとすら思えます。なんだろう、運営もあの文章に愛着があって頑張って残してたのかなぁと、そんな気すらします。……まあ、これはただの妄想ですが(笑)


  ◇


 この数年間、なろうはブロック等の機能を拡充する方向でシステムを改修してきました。悪意を抑えるために個人の良識に訴えかけるよりも、悪意から身を守れるようシステムを構築した方が良い、そんな思想なのだと思いますし、それも現実的な考え方だと思います。


 ですが、この文章にはきっと、単なる規約とかマナーとか、そういったもの以上の価値があったと思うのです。感想欄におけるコミュニケーションの在り方は、このサイトの使い心地に直結すると思います。このまま忘れてしまうのも惜しい、そんな文章かなと。


 なろう運営が過去に書いた「感想について」の記載、一度熟読してみては如何でしょうか。

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― 新着の感想 ―
[一言] なろうに辿り着いて二年目の読み専です。 「感想について」の以前の掲載版について紹介して下さってありがとうございます。 とにかく作品を読むこと優先で、わからない時にだけマニュアルを覗くだけな…
[良い点] 何故か起きてしまいツラツラと(笑) 以前ここに書いた<読専>で御座いますが、丁寧な感想返し有難う御座いました。 正直<一言>だけでも<為になる>というお答えは<今まで考えた事>もありま…
[一言]  私も、以前のマニュアルに書いていた「感想について」と「評価システム」の説明が気に入っていて、保存してもっています。  個人的に、なろうのシステムは好きです。以前の「評価システム」の説明で…
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