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死ぬほど過保護なツンデレ彼女は僕のモノ

作者: 死馬奇大造

 これを読んでくれている非リアのみんなには申し訳ないが、俺にはめちゃくちゃ可愛い彼女がいる! (読者非リア前提)


 それでは紹介しよう! 僕の彼女、高橋美遥(タカハシミハル)ちゃんです! デデーン! 茶髪ロングでスタイル抜群、非の打ち所がない究極の美女!


 そしてそしてその彼氏である僕自身を紹介しよう!

僕の名前は原優志朗(ハラユウシロウ)! 凡人だ! 以上!


 紹介を終えたところで、非リア読者さんに質問!

僕と美遥ちゃん、どちらから告白したでしょう?


 んー…… まあ質問をするまでも無く、みんなは僕から告白した! と答えるだろう。だがしかーし! 実は美遥ちゃんから告白してくれたのだ! うんうん、分かるよ。こんな冴えない僕が何故、究極美女の美遥ちゃんから告白されるんだよ! ってね。でも、それは僕にも分かんない。だけどひとつ分かるのは、告白された以上、美遥ちゃんは僕の事が好きだってこと!  つまり非リア読者には勝ったんだ! ワッハッハッ!

(みんな別にお前と勝負してないよ)


 ちなみに今週末、その美遥ちゃんとデートをする!  僕の人生、初のデートが美遥ちゃん…… 緊張するなぁ。 非リア読者、羨ましいからって悪口は良くないぞー!

(悪口を言う価値すらない)


 そしてとうとう今週末がやってきた。僕は集合場所でウキウキしながら美遥ちゃんが来るのを待っていた。すると…… ついに美遥ちゃんが来た!


 僕は美遥ちゃんを呼んだ。すると美遥ちゃんはめちゃくちゃ走って僕のところに向かってきた。なんでそんなに走る? と思って聞いたら彼女はこう言った。「そんなに大声だしたら変な人に狙われるかもしれないでしょ!」と。え? と思ったが、彼女なりに心配してくれたそうだ。だから僕はありがとう! といった。すると彼女は……「べ、別に! 君のためじゃないし!  た、ただ、君が変な人に狙われて怪我でもしたら…… か、家族の方が心配するでしょ!」と言ってきた。意味不明だったが、可愛いから良しとした。

(可愛ければなんでも良し精神)


 そして僕と美遥ちゃんは昼飯を食べる為に飲食店に行った。そこはイタリア料理がメインのお店で綺麗な装飾が施されていた。更に美遥ちゃんはもっと綺麗だから映え映えの映えでテンションぶち上がってた。

(映え映えの映えとは)


 僕はたらこスパゲティを頼み、美遥ちゃんはステーキ定食を頼んでいた。そしてお互い食べ始めた。しかし僕がフォークを手に取ると美遥ちゃんは「だめだめだめ! フォークなんか使って怪我したらどうするの!」と言ってきた。そして僕は「え? だってフォーク使わないと食べれないよ?」と言った。そしたら美遥ちゃんは「じゃあ私がアーンしてあげる」と言いい僕に食べさせてきた。僕は変に抵抗せず、大口を開けて喜んで食べた。

(まるで飼い犬)


 するといつの間にか完食していた。僕は美遥ちゃんに「ありがとう! 美味しかった!」と言った。すると美遥ちゃんは「い、いや別に!  た、ただ…… フォークを使って怪我したらと思って!」と言った。だから僕は「心配してくれたの?」と聞いた。すると美遥ちゃんは「い、いや! ぜ、全然! 心配なんてしてない! た、ただ怪我されると……  楽しいデートが台無しに……」と言ったきた。な、なんて良い子なんだ!  僕はこんな優しい彼女を持っていることに感動した!

(それは良かったな)


 だから僕はこう言った「お詫びに僕もアーンしてあげる!」すると美遥ちゃんは「え!?  ほ、ほんと……!?」と言って来たから僕は「うん!  嬉しい?」と聞いたら美遥ちゃんは「べ、別に!!  嬉しくなんか!!  た、ただ……! 手が汚れなくて済むから……!」と嬉しそうに言っていたから、僕はアーンをし返してあげた。美遥ちゃんのアーン顔…… セクシーで可愛くて綺麗すぎる! この顔…… 一生拝みたい

(キモい)


 というわけで僕と美遥ちゃんの死ぬほど楽しくて、幸せなデートは終わりを告げた。非リア読者のみんな! そんな悲しげな顔をしてないで! 早く彼女作れよ!

(何様)

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