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たそがれ怪奇譚第1部 追憶篇   作者: 狐好亭黒介
追憶篇その1 こっくりさん
6/40

異変

「コックリさんコックリさん淳也の好きな子は誰ですか?」



零二がコックリさんにそう尋ねる。



「やーめーてー!」



赤面しながらそう叫ぶ淳也を無視して零二は十円玉を見た…



十円玉が五十音表の上を動き回り、ある一つの名前を示した。



「よ、つ、や、り、か。僕の妹だな。お前、理佳の事が好きなのか?」



零二がそう尋ねた。



「そうだよ!親友の妹を狙ってるゲス野郎で悪かったな!」



淳也はやけになってそう叫んだ。



「いや、ゲスだとは思わない。お前になら理佳を任せられる」



零二は平然とそう言い切った…



「兄貴公認かよ。よっしゃあ!これからはお義兄さまと呼ぶよ!」



淳也は浮かれてそんな馬鹿な事を言った。



「やめろ!気色悪いわ」



零二はそう叫んで空いている左手で淳也の頭をはたいた。




その後は次のテストの出題範囲などいくつか簡単な質問をして終わった。




「コックリさんどうぞお戻りください」




十円玉が「はい」に進む…




「まさか本当に十円玉が動くとは思わなかったよ。でも楽しかったよな零二?」




淳也がそう尋ねる…




「………………」



しかし……零二はうつむいたまま何も応答しなかった…



淳也が空いた左手で零二の左肩を掴み軽く揺さぶり




「お、おい?零二…零二!」




次の瞬間





「ははははは」




零二は突然笑いだした。



「零二?」





「はははははははははは」


   





「ヤバイぞあれ!」


「おい!先生呼んでこい」


零二のただならぬ様子にギャラリーが慌てふためく…


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