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たそがれ怪奇譚第1部 追憶篇   作者: 狐好亭黒介
追憶篇その1 こっくりさん
5/40

開始

その翌日…



昼休みに二人はコックリさんの準備をし…その時点で二人の周りにはたくさんのギャラリーが集まっていた。



「あの二人がまた何かするのか?」


「今日はコックリさんをやるらしいよ」


「面白そうだな」


ギャラリーが口々に勝手な事を言って盛り上がっている。




「なんかずいぶんたくさん集まったな」


淳也が呆れてそう呟いた。


「気にするな。いつもの事だろ?」


零二は慣れているようだ。



二人がこんな風に何かの実験をするのは今に始まった事ではない…




つい先月も「ミニ四駆のモーターに火薬を詰めたら火薬の爆発力で加速するのか?」という実験をしたばかりだ。



ちなみに、そのミニ四駆はモーターが爆発して壊れてしまった…




「じゃあ始めるか」



淳也がそう言った直後、ギャラリーが歓声を上げた。

   





「コックリさんコックリさんどうぞおいでください。もしおいでになられましたら「はい」にお進みください」




淳也がそう唱えて零二が復唱する。





しばらくして、十円玉が「はい」に進む…



ギャラリーが静まり返った…



「淳也。お前動かしたか?」



十円玉に指を置いたまま零二が恐る恐る尋ねる…



「全然。お前じゃないよな?」



青ざめた表情で淳也が尋ね返した。



「ああ。僕じゃない」



「何か質問しようぜ零二」



淳也がそう言った。



「そうだな・・・」 



零二が少し考える…




その時、ギャラリーの一人がこんな事を言い出した。


「淳也の好きな子聞いてみようぜ!」



「なっ!?」




予想外の所からの不意打ちに淳也は狼狽した。



「それにしよう。僕も気になる」



零二が笑顔でそう言った。



「ちょっと待った!何で俺の好きな子なんだよ!これは罠だ!何かの間違いだ!」



淳也が新世界の神っぽくそう言った。

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