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予感
「なんだったんだ?」
淳也が首をかしげる。
「さあ?僕にもわからん…でも神埼ってあの霊能者の神埼と何か関係があるのか?」
零二がそう呟いた。
たそがれ町には昔から神埼という有名な霊能者の家系がある…
そのルーツは平安時代にまで遡り、特に神埼家の始祖「神埼狼月」はたそがれ町の民話にも登場する。
「たぶんな…分家か本家かは知らないけど」
零二の呟きに対して淳也がそう答えた。
「別にあいつが言う事を信じてる訳じゃないが神埼家の人間が警告するくらいだから本当にヤバイんじゃないのか?まぁ本物の霊能者だったらの話だが」
零二がそう正論を言った。
「だ、大丈夫だよ。違う神埼かもしれないし…とにかく明日コックリさんするぞ!」
淳也は頭に浮かんだ悪い予感を振り払うようにそう言った…
「あぁ…楽しみだ」
そうして二人はコックリさんをする約束をした。
決行を明日に控えた二人はいつも通りその日の授業を全て終えて帰った…




