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たそがれ怪奇譚第1部 追憶篇   作者: 狐好亭黒介
追憶篇最終話前篇 神隠し
30/40

兄妹

オカルト同好会は再び町の伝承を調べていた…



今度は狼月が霊能者になるまでの経緯についてだ。



ちなみに狐月は修行の為いない…




「狼月は幼少期に神隠しにあっている。それ以来霊能力が身についたそうだけどそんなことってあるのか?」



淳也がそう尋ねた。



「月影さんから聞いた話だが、異界との接触がきっかけで力を得る事がたまにあるらしい」



零二がそう答えた…



ちなみに今のところわかっているのはそれだけだ。



「とりあえず狼月が神隠しにあったというかわたれ山に今週の土曜行ってみるか?」



淳也がそう提案した。



「良いぜ、ちょうど予定ないし何もしないよりはマシだな」



零二も同意した。



「私も行きたい。だってヒトクイの事件の時は私に何も知らせずにお兄ちゃん達だけで調査を始めたじゃない!」



理佳が両頬をフグのように膨らませ不満げにそう言った。



「あれは危険だったからだよ」




危険だけで済むような事態ではない…



あれが人をむさぼり食っているところ見ちまったし…



正直、狐月と月影さんに死神がいなければどうなっていたことやら。



あの場に理佳が居なかっただけでも唯一の救いだ…



淳也は笑顔で理佳にそう言った。



しかし…



「ヘタレ川ザコ也先輩には聞いてません」



理佳は冷たい表情でそう言った。



「ヘタレだけならまだしも三下認定!?」



なんか淳也に対しては他と比べて当たりが強い気がする…



淳也はショックのあまり崩れ落ちた。



「お前淳也に恨みでもあるのか?まあ今回は安全だろうからついてきてもいいぞ。何よりお前もオカルト同好会の一員だからな」



零二は理佳にそう言った。



「ありがとう!お兄ちゃん」



そう言って理佳は花が咲くような笑顔を見せた。


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