少し遅いお昼?
主な登場人物の激簡単な紹介♪
黒崎菜子
・物語の主人公らしいですよ~
・狩は、もう少し練習が必要!?
・カフェでアルバイトをしているらしいです。
・雑貨屋さんが好きで色々なお店を知っている。
星野碧空
・菜子がSNSで知り合った方。
・人を見つけるのが上手かも?
・大人っぽいのに可愛い方。
・綺麗な物、可愛い物が好き♪
時間は、昼食時間をかなり過ぎてしまいましたけど
何処かで少しですけど遅い食事をしたいかもですね~
「少しお腹空きましたね~?」
「そうですね」
「何処か、ゆっくり出来そうなお店に行きますか?」
「はい♪」
実は碧空さんにもオーナーにも伝えてませんが
これから、私のアルバイト先へ向かいます♪
碧空さんの感想も聞きたいし♪
オーナーの反応も見たいし♪
にゅふふ♪
なので、何気なく歩いている様に振る舞い
先程、回った雑貨屋さんや最近見かけた手相占いの
話をしながら、着実にお店の方向へ足を進め
歩くこと15分♪
自然な感じで、目的のカフェに到着です♪
(バレてないと想います♪)
「あっ・・・ このお店にしますか??」
「そうですね、雰囲気も良さそうですし♪」
「それじゃ、ここに入りましょうか♪」
「はい♪」
私がお店のドアを開けて、碧空さんを先に店内へ入れ
そのまま、碧空さんの影に入ればオーナーから
私の姿は見えなくなります♪
にゅふふ♪ 完璧っ!!
「先にどうぞ♪」
「ありがとうございます」
作戦通り♪
碧空さんを先に店内へ。
そして、カウンターの奥からは私が聞き慣れた
オーナーの声が♪
勿論、私の姿は碧空さんの影に隠れ
オーナーには2名のお客さんと言う事は分かっても
その内の1人が私だとは分からないハズ♪
「・・・・・・(静)」
「うん? 菜子さん?」
「にゃんでもない♪」
「そ、そう??」
オーナーは、コーヒーを淹れている途中らしく
お好きな席へとだけ伝え視線を手元に戻したので
まだ、バレてないみたいです♪
「向こうの席へ座ります?」
「そうしましょうか」
微妙にカウンター側からは私の顔が
見えなくなる位置の席を選んでみました。
「このお店、どうですか??」
「すごく落ち着いていて良い感じですね」
「ふにゅ~ん♪」
「どうかしたのですか?」
「にゃんでもないです♪」
「えぇ~ 何か隠してません?」
私の選んだ席につき、碧空さんとお店の事を話していると
少し遅れてオーナーが水とメニューを持ってきました。
「にゅふふ♪」
「???」
『おっ!』
「いらっしゃいました♪」
「えっ??」
『珍しい!』
私とオーナーのやり取りに、事情の分からない碧空さんは
混乱しております。
何処まで続くのでしたっけ??
(じょ、冗談ですよ!?)