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公園のお兄さん  作者: ナマエ
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動物園

「こんにちは!」

「こんにちは」


いつものと同じように私は魔法使いさんの服を着ているお兄さんと一緒にブランコに座ってお話をするのだ。やっぱり近づくとお兄さんの肩にいた鳩は空へとんでいった。


「明日ね!みんなで動物園いくの!!」

「……どう、ぶつえん?」


お兄さんは頭を……お箸を持つほうにちょっとだけずれた。あれ、お兄さん動物園知らないのかな。


「お兄さん動物園知らないのー?」

「……ああ、このせか、いや……日本にはまだきたばかりだから……どうぶつえんの意味がわからないんだ」

「そうなんだ」


そういえば、お兄さんは日本の人じゃなかったんだ。髪と目は私と違って黒くない。どこの国の人なんだろう。今度日本語上手だね!って褒めよう。


「えっとね!すごいんだよ!!動物園!!いっぱい動物がいるの!!ライオンにうさぎにさるにしまうまにらくだにたぬきにきつねに……とにかくいっぱいいるの!!」

「そうか」

「うん!バスに乗っていくんだよ!!」

「それは楽しそうだな」

「うん!すっごいすっごい楽しみなんだ!」


バスに乗っているあいだ私はゆみちゃんと一緒に座ってお話する約束もしているからもっと楽しみなのだ!!お菓子も315円ぶん大好きなのを選んで買ってきた!!ゆみちゃんと一緒にお菓子を食べるんだ。


「遠足でね、お菓子のね、クッキーとグミとチョコとアメを持っていっていいんだよ!!」

「そうか、よかったな」

「うん!」


お兄さんは笑って私の頭を撫でた。


「それでね!ゆみちゃんと一緒にうさぎさんだっこする約束したの!!」

「そうか」

「だから今日はばいばい!!」



私は椅子から立ち上がってお兄さんにばいばいした。お兄さんも笑ってばいばいしてくれた。

目標:会話の変化と語彙を増やす。

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