表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ふつつかな結婚(仮)

作者:03Haru03
明治の華族家の中に、退魔の力を持つ西の阿倍野家と、邪気を祓う霊力を持つ東の神部家が存続していた。両家は悪鬼から日本を守る二大柱として東西に分かれていたが、代を追うごとに力が弱まってきていた。両家は互いの力を補い合うため、阿倍野家の息子、晴麿と神部家の娘、美弥を許嫁とする約束を交わす。
美弥が7歳になる頃、母が病で亡くなる。7歳を迎えてから行う霊力を測定する儀式で、美弥の力が全くないことが分かり、晴磨との許嫁は破棄される。父から見放され、使用人と同じ扱いをうけて育った。父は妾の佳江と、その間に生まれた6歳になる桃華を屋敷に連れてきて、正妻と娘として扱う。桃華には霊力があることが分かり、父は桃華を晴磨の婚約者にする為、阿倍野家の当主に許可をもらう。
 数年後、晴磨と桃華の顔合わせ当日、父から呼ばれた美弥が応接間へ行くと、前日町で出会った青年がおり、自分が阿倍野晴磨だと名乗る。そして婚約相手は桃華ではなく美弥だと主張し、勾玉によって本来の力が封印されていたことを話す。勾玉をはずすと、美弥にはそれまで見えていなかった妖怪や、晴磨の使役する式神や妖怪が見えるようになった。桃華や父には見えておらず、美弥の力の強さが証明される。明日から家へ来いと言われ、何が何やら分からないまま、美弥は晴磨の妻になるべく阿倍野家へと向かう。美弥の力は1000年前の稀代の巫女の生まれ変わりの証だといわれ、晴磨は鬼に殺された両親の復讐を果たす為に美弥の力が必要だと明かす。更に、婚約は仮で復讐が終れば離縁すると晴磨に言われてしまう。妖怪に囲まれた邸で、美弥と晴磨の騒々しい結婚(仮)生活が始まる!
第1話 想定外の婚約
2025/11/03 11:31
第3話 小さな泥棒 
2025/11/03 11:32
第4話 蛛鬼VS陰陽師
2025/11/03 11:32
第6話 封印されし力
2025/11/03 11:32
第19話 質屋の主
2025/11/03 11:34
第26話 諜鬼、現る
2025/11/04 13:59
第27話 晴磨の力量
2025/11/04 13:59
第30話 当主と四神
2025/11/05 10:50
第31話 ジジバカ
2025/11/05 11:17
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ