祓殺(ハラサツ)〜箱庭の片隅、世界の記憶から〜(仮)
妖、悪魔、怪異、霊、異世界、ご飯……日本の人口の一パーセントにも満たない秘密裏に活動する一家と組織。世間一般からは『腹い屋』と呼ばれ、同業者からは『戦闘民族』『葬儀屋』などと異名で呼ばれる家系に生まれた普通の(?)高校生、葬織彩吹(そうおりいぶき)は、昼食を忘れ『仕事』で飢餓状態に陥り、路地裏で倒れたところを地元の高校生と自称する瑠廻に「何でも奢ります……できれば食べ放題の焼肉……」という最後で気を失う。元々数奇だった運命は、二人の出会いから更に周りを巻き込んで数奇になる。焼肉から始まり、美味しい飯と武器と、家族さえいれば生きていける、現代世界と異世界が織りなすSF戦闘ファンタジー。(タイトルは仮です。今後もっと考える予定)