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僕はカバン猫

 

 僕は段ボールに入ってた。小さな子供に抱えられ、家に入る。

「まあ、捨て猫? ダメよ、返していらっしゃい」

 別の子供に抱えられても結局段ボールに戻されて、其の繰り返し。

 お腹が空いて悲しいと鳴けば、今度は大きな手に真っ暗な中に入れられた。大揺れに思わず目が回る。

 以来、其処が僕のお家。揺れるのが難点だけど、温かくて、玩具もあって、鳴けば直ぐご主人様が様子を見てくれる。

 いつでも一緒なんだ。

 だって僕は、カバン猫。

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