側妃
第一側妃アナスタシア・エルデンヴァルト
実家:エルデンヴァルト公爵家
→ ヴィリオス王国最大の名門である公爵家・古くから王家と姻戚関係にある。
性格:誇り高く冷静、戦略家で感情を抑え込むタイプ。
背景:もともとはアレクシウスの婚約者で正妻候補だったが、グランオルディアとの外交のために側妃へ降格。
→ 王妃を激しく嫌悪。最初に男子を産んだことから、嫡子争いの中心に立つ。
子供
王子ルドルフ
王女エリザベート
王子テオドリック
第二側妃セレーネ・ダリオス
実家:ダリオス辺境伯家
→ 西部の要塞都市の支配者。実質的な軍閥として独立性が強い。
性格:気性が激しい。王国より「自分の土地と民」を重んじる。
背景:グラン・オルディアに対抗する軍事緩衝地帯。王妃とは政治的にも真っ向から対立。
子供
王子レオニード
王女ヴェロッシア
第三側妃イルメナ・ローエンシュタイン
実家:ローエンシュタイン侯爵家
→ 北部の鉱山地帯を支配。宗教国家・法国との交易路の管理を担う。
性格:柔和で控えめに見えるが、冷静な計算家。
背景:第二側妃の実家と確執あり。王妃派に属し、政敵を粛清する手伝いも。
→ 表向きは中立を装いながらも、派閥争いに深く関わっていた。
子供
王子ヨハネス
第四側妃フィリシア・ルーン
実家:ルーン男爵家
→ 格の低い貴族出身。
性格:庇護欲をくすぐる、愛らしく可憐で幸薄な少女を装っているが、野心家。地位のためならどんな役も演じる。
背景:宮廷で寵姫にのし上がったが、政治力が乏しく後ろ盾もなかったため、王妃派によって毒殺される。
子供
セルジウス(胎児のとき、母ごと毒殺)
第五側妃マリーヌ・ヴァルカ
実家:ヴァルカ伯爵家
→ 海洋貿易と海軍を有する南部の富豪貴族。祖先は海賊王と呼ばれた。
性格:聡明で、自由をこよなく愛する。閉塞した後宮を嫌悪。
背景:若くして航海の夢を語っていたが、政略で王宮に閉じ込められた。アレクシウスと父を深く憎んでいる。
子供
王子カイラン
王子ロレンツィオ