転校生転生~先生、これは厭世ですか?いいえ、天性の剣聖です~
今日は転校生を威勢良く紹介する。はいりなさい。
そう言われたこの俺は実力を理性で規制している。
「どうも。均整のとれた品性。金星は男性禁制です」
「どうしてもいきたいなら人生をかけて申請してください」
そう言うとクラスは閑静になる。
反省した。今日の運勢は占星術丹精こめて厳正に占って貰うためにわざわざ群生地に遠征したのに。
「君って何年生?あ、俺たちと一緒か。このクラスは粘性の高い空気を錬成してるから君にとっては連戦続きかもしれないけど安静にしてれば誰からも牽制されなくて済むよ。」
ハッキリわかった。喧嘩を売られている。
「もしかしてお前なめとんか
yeそっちがそうならやるんか喧嘩
ディスられちゃってあーもう限界?
負けたら逃げろよさっさと散開
sad cry?No third time!
嘘つきばっかの人生上等
目指すは目下の乱世頂上」
「せっかくだから返すよAnswer
瞬時に君を貫くlancer
今ある瞬間僕のConcert
出てくるlyrics直ぐにconvert
まだまだやまないこのpart
終わってないよ?持ちなよバット
振ってみたら当たるかもね
でもムリ手の上何もかもね」
「お前のラップ、歓声が鳴り止まなかったな」
「あなたこそ感性が完成している神聖な宣誓でした」
「まだそれいってんのかよ、すこしは沈静化したらどうだ」
「遁世したあなたの半生の全盛期は知りませんが音声に権勢が感じられました。どこかの門生だったのですか?」
先生「わし先生!」
先生はクビになった。
[完]