赤井1
当日 朝
赤井家 屋敷前
「赤井、久々だな、父さんは元気かな?」
黒髪の男性は楽しそうにいう。
三十代ほどだ。
その隣には二人の少年がいる。
一人は建物が大きすぎるため、驚いているが、にらんだ顔を向けてている。
その隣の少年は静かに立つ。
「桜子ちゃんも元気らしいし、あと、は」
男性は屋敷前で止まっている。
「どうしようかな…だよね」
笑う。
その頃、桜子は屋敷内にいて、玄関へと行く。
扉を開ける。
今日は人が来るためのぞいていた。
そこに、黒髪の男性がいた。
男性は一度目を開くとにこりとする。
「こんにちわ、えーと、もしかして」
「…?」
桜子は誰かわからず、じっと見つめる。
わからない理由は会ったことはあるがその時人になったときで体に慣れていなかったこともあるためかもしれない。
「桜子ちゃん?」
「はい…?」
桜子は答える。
「俺、悠磨だよ!久しぶりだね」
「あ…悠磨さん!?」
桜子も驚いた顔をする。
「俺。家出てさ、あれから俺も父さんとこのままなの嫌でさ、上の方にも呼ばれたし…それで来たんだ」
家を出た理由を桜子は知らない。
「敬造さん、いますよ!」
「本当に?うれしいな…」
悠磨はどこか優しげに笑う。
「じゃあ、入らせてもらうね…あと、二人も。
仁くんと隼斗くんだよ」
桜子は丁寧に頭を下げる隼斗へと自分も頭を下げる。
「隼斗です。おじゃまします」
「はじめまして…!桜子です」
仁はぷいとする。
隼斗は自然にいう。
「こっちは仁です。素直じゃないですがとても優しいんです。にらんでいるのでそう見えないと思いますが…」
「…お前になのる名前なんかねーし!」
悠磨が仁の肩を掴む。
「挨拶は大事だよ?仁くん?」
仁はびくっとする。
「はい!こんにちわ!」
桜子はその様子に笑顔になった。
桜子は悠磨たちを屋敷へと入れた。




