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桜子とほこ
赤井家 桜子の部屋
桜子は、一人部屋にいた。
体育座りで布団の上にいる。
「私、本当に最低…」
ほこが出てくる。
「桜子…」
桜子は続ける。
「…だって、自分のこと押しつける…ていうことだよね…だめ、そんなの…」
桜子はまだ続ける。
「かいとくん…好きだよ…好きすぎるくらい…でも、だからだめ」
ほこは桜子の頭をなでる。
「…桜子はそういう性格だもんね…」
「エリィーさんとソメリさんの話を聞いたけど…でも、そんなこと…してほしくない…私が、悪いのに…人間じゃないのに…みんなにまで迷惑かけてる………」
ほこは何も言わず、頭をなで続けた。




