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いつきとミカオ

同日 場所 「ミカオノルン」


いつきはテーブルで今日は小さな鏡を拭いていた。

ミカオはというと、隣で同じように鏡を拭いている。


「…いつき」

 

「……………」


いつきは集中している。

ミカオはそれを見て、何かを言うのはやめる。

それからいつきは終わると、気づく。

ミカオはじーっといつきを見ていた。

ミカオはウサギ耳のパーカーを着ている。


「…!ミカオさん!?」


ミカオはにこーっとする。


「…いつき…真面目…いいこと…」


「真面目ですか?私…?ありがとうございます」


いつきは恥ずかしそうにした。

ミカオは拭き終わった鏡の入った箱を持つと、部屋の奥の扉へと向かう。

いつきははっとする。

急いで動いて、扉を開ける。


いつきの行動にミカオは笑う。


「…ありがとう…いつき」


いつきは、ミカオを待つ。

ミカオが来ると、またいくつか積み上げて箱を持ってくる。


「次…これ…」


ミカオはいう。


「…ごめん…これ…忘れてた…」


「…いえ!」


いつきはミカオがゆらゆらと持つ箱を何箱か持つ。


「たくさんありますね…」


「…うん…箱持つ…ありがとう…」


いつきはミカオにありがとうと言われうれしそうにした。

ミカオは歩いていく。

いつきが後ろからついて行くと他にも奥に扉がある。

奥の扉に入ると、黄色い床がある。

ミカオはいう。


「…一つ…箱…持ってて…」


「はい!」


いつきは左横の壁の端に他の箱を置く。

いつきが一つ持った箱をミカオが開ける。

黄色い箱の中には青い小びんが入っている。

ミカオは手に持つと、黄色の床に置く。

小びんが入っていた箱の中には右に小さな箱あり、それも開ける。

小さな箱の中のものをつかむと、ミカオは手を小びんの真上に位置させると。


青い小びんへさららと何か粒を落とす。

いつきは、じっと見つめる。


黄色い光が青い小びんを包む。

いつきは静かにしてる。


小びんに黄色い光が入っていくと、ミカオはにこっとする。


「…次…」


青い小びんを持つとまた、箱に戻す。



その作業を繰り返す。

終わるといつきとミカオは一緒に半分ずつ箱を持つ。

ミカオは箱を持ってきた部屋へとまた箱を戻した。


ミカオはいう。


「…本当に終わり…」


ミカオはそういうと、椅子に座ってしまう。

いつきも座る。

 

「ミカオさん、他にもすること、ありますか…?」


「…ううん…ない…よ…」


「そうですか…わかりました」


いつきは少し、うずうずしている。

ミカオは質問する。


「…いつき…?」

 

いつきは思い切っていう。


「…あ、あの、あの…頭をなでさせてください!」


ミカオは静かに頭を近づける。


「…なでなで…いい…よ」


「いいんですか…そ、それでは」


いつきは服のフードの上から頭をなでる。

いつきはうれしそうにしてる。

ミカオは静かにしている、が。

長いので、いう。


「…長い…」


「…あ!すみません!」


まだなでていたい、いつきだが。

でも、やめなければと思うが、手が止まらない。


手を離そうとする、が。また近づけようとしてしまう。


「くう…なでたいんです。かわいいんです…ミカオさん!」

 

いつきはこらえる。


「ほめられてる…?」


「もーかわいい。かわいくて、かわいいです。ミカオさん」


いつきは頭をなで続けている。

ミカオはぽーっとしてる。


いつきははっとする。


「…すみません!なですぎました!かわいくて…もう、かわいくて…!」


「…いつき…帰る?」


「…あ。そうですね。帰ります…。なですぎてすみません」


「いいよ…またね…」


「はい!ありがとうございました」


いつきが行ってしまう。

ミカオは手を振る。

ミカオは少し、さみしげにした。

と、シャンディが入れ替わるように来た。


「ただいま!ミカオ!私が帰ってきたんだあ!」


ミカオは小さく「…おかえり」というと、すっと、部屋の奥へ行ってしまう。


シャンディは一人手を上げてる状態で止まっていた。


「待ってよう!ミカオ!私が帰ってきたのに冷たいんだあ!」


と、シャンディは声を上げながら、ミカオの後をついていった。

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