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陸1

これは沢野陸の話


昔からかいとと姉のことが嫌いだった。

理由なんて、わからない。

とにかく、なぜか嫌いだった。

陸は沢野という家で生まれた。

赤井の家とは古い関係である。

赤井に仕えるという関係性でもあったらしい。

昔とは今は変わり、そんな重い関係ではない。

だが、力を持つものは、能力を持つものや不思議とされる事などを解決させることなどはすることとなっている。


子どのとき、かいとたちとは赤井の家で出会った。

沢野は途中からは赤井の家とは共に住むことはしなく、近くで部屋などを借りていたとのこと。

沢野を多分自由にしたいという赤井の思いもあったのかもしれない。



最初赤井の家へと行ったとき、陸は子どもながら、赤井の家がとても大きくて、驚いた。


陸の母と双子の二人は赤井へと訪れた。

母は赤井の玄関前でいう。


「ここが赤井の家です。挨拶はしっかりとしてくださいね」


母は丁寧な人だ。

母の兄は沢野の家など継ぐことなく、全て妹に任せた。

沢野の家はもう昔とは違くても、挨拶などはしっかりと行く。


双子の姉は笑う。


「うん!おかあさん!」


双子の姉は沢野里多(さわのりた)

茶髪で二つお団子にしている。

陸と同じ顔だ。

陸の方は小さく答える。


「…はい」


玄関に入ると、すぐに男性がいる。

彼は赤井敬造。

赤井の主である。

挨拶をしていると、こどもが走ってくる。

走ってきた男の子は黒髪で印象は元気がよさそう。

その後ろにも黒髪の女の子がいた。


「おじさん!」


敬造をおじさんと呼ぶ男の子は沢野の人たちを見ていう。


「さわのの、ひとたち?」


敬造はにこりとする。


「そうだよ。かいとくん、ご挨拶をするんだ」


「こんにちわ、俺はかいと!で、こっちはいつき!」


かいとと言った男の子は後ろにこっそりといる女の子の紹介もした。

恥ずかしいのか前に出てこない。


そうして、かいとたちと陸は出会った。



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