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かいとと依頼(ミルンルハ)

かいとは、もう一度桜子へと電話して時間を伝える。

そして、ある建物へと向かう。

そこは、多くの草のツルが建物を飲み込むように包んでいる。

かいとが近づくと草木がありすぎて見えなかったが扉が開いたのがわかる。

かいとは扉へと近づくと声を出す。


「おじゃまします…」


中へと入ると草木のツルが上から垂れ下がっている。天井を見るがツルがどこから生えてるかわからない。

なぜなら建物の中は黄色い色の空間が広がり何より広いのだ。

垂れ下がる草木のツルにぶつからないように歩く。

進んでいくと草木が絡まるように玉状になる物体がある。

そこへ、かいとは声をかける。


「おはよう。起きてるか?」


その玉状に絡むようになる草木が段々とほどけていく。

そうすると、その中が現れる。

そこには少女がいる。

座っていて、かいとを見ると彼女はにこりとする。


「…おはよう」


といった。


彼女はほけーとしてる。

淡い緑の髪に草木のツルで適当に作られたような服。


少女はその中から出てくるとかいとに抱きつく。


「依頼ー、あのね。私緑のリボンなくしたの。探してほしいの」


かいとは、聞く。


「どこでなくしたんだ?」


「どこか」


「…………そっか。まあ、あるだろ!前と同じ所に!」


かいとは少女に後ろから抱きつかれながら探す。


「いや!離れようぜ!?」


「探してー見つけてー」


「さがしてるだろ!?」


「力出ないー」


「いや、力強いから!抱きつく力強すぎるから!」


としながら、やはり前と同じ場所に緑のリボンは落ちていた。


「あったぞ」


と、渡すと受け取り、ようやく離れる。


「ありがとう!リボンーわーい」


とてもうれしそうにぴょんぴょん跳びはねるからこっちもうれしくなる。


「もうなくすなよ?」


「うん!」


かいとは思う。

何度も繰り返してるのでまたなくす。

絶対に。


でも。

リボンを本当に大事そうに胸元で抱きしめている。

その様子に安心したかいとはいう。


「じゃあ。俺行くな」


「かいと!」


少女はかいとを抱きついてきて、にっこりと笑う。


「本当にありがとう!」


「…依頼、だし」


かいとは顔が赤くなる自分の顔は隠して、その場所を出る。


時計を確認すると、ゆらへと電話をして、伝える。


まだ午後まで時間がある。

早く行きすぎも迷惑のためその辺りを歩くことにした。


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