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敬造とゆら
ゆらは、赤井の家に着いた。
赤井へと桜子のことを伝えるためだ。
敬造が屋敷から出てくる。
「ゆらさん。こんばんわ」
「こんばんわ。赤井さん」
屋敷へと入ると、突然何かが飛び込んできたため、ゆらは、避ける。
「何だ!?」
ゆらに飛び込んだのは黒猫だ。
名前はほこ。
「桜子に近づくな!」
「なんでだ!というか、急に攻撃してくるな!」
ゆらは、毎回赤井の家に来ると、ほこに攻撃される。
「桜子に壊れてるかとか聞いてくるな!」
「確認だ、かくにん!」
「知らない!」
ゆらとほこの姿に敬造は笑う。
「仲がいいね、二人は」
「「どこがです!?(どこが!?)」」
と、ゆらと、ほこは声を重ねた。
ゆらが落ちついて質問する。
「桜子は…起きていますか?」
ほこがいう。
「寝てる」
「起こした方が…いいかも………」
ほこが目を鋭くさせる。
「桜子を起こすなら君を眠らせるよ?」
ゆらは黙ることにした。




