いつきと休み時間
教室 休み時間
いつきは、机に顔を置いて寝ている。
兄のかいとと桜子が正直心配である。
_でも、決めているから。
_別にいいけど。
そこへ、声をかけられる。
可桃せなだ。
「いつきさん。ごめんね寝てるのに」
「あ、ううん!考え事してただけだよ!」
「何かあったの?」
せなは聞いてくる。
心配をしてくれる人なのだろう。
「んーとね…明日晴れかなって考えてただけだよ」
せなは目をぱちくりする。
「晴れ?」
いつきは自分のことを話すことはない。
「うん、晴れてるとなんか…元気になるかなって」
正直晴れは好きかと言われたら苦手と答える。
でも、雨も苦手だ。
でも、かいとと桜子の話はすることではないため、他の話としていう。
「晴れてるといいよね。元気になる」
それは嘘じゃない。
せなはにっこりと答える。
「たしかに、晴れてる方がなんかいいよね」
いつきは笑う。
心の中で思うのは。
_話しても相手が困るから話さないが一番だなと_
廊下 昼休み
いつきは一人誰も通らない廊下の壁に背中をつける。
桜子のこととか。
自分は何もしないし。
でも、かいとには言わないが、いつきも方法を図書館など行くときとか、探していた。
どちらにしろ何もできなかったけど。
「私は本当何もできないやつだな…」
つぶやく。
一人で、目を下に向けて。
でも、歩く。
教室へ戻ろう。
昼休みが終わってしまうから、行かないと。




